重賞ウイナーレポート

2018年01月14日 日経新春杯 G2

2018年01月14日 京都競馬場 曇 良 芝 2400m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:パフォーマプロミス

プロフィール

生年月日
2012年02月08日 06歳
性別/毛色
牡/栗毛
戦績
国内:12戦6勝
総収得賞金
151,472,000円
ステイゴールド
母 (母父)
アイルビーバウンド by タニノギムレット
馬主
(有) サンデーレーシング
生産者
ノーザンファーム (安平)
調教師
藤原 英昭
騎手
M.デムーロ

 デビューから12戦目で重賞制覇を果たしたパフォーマプロミス。キャリア的にはそれほど遅くないように見えるが、そこに6歳馬というプロフィールを付け加えると、遅咲きの大輪をここで咲かせたという事実が分かってくる。

 「育成時は体質が弱く、調教を進めては休み、進めては休みを繰り返していました」と話すのはノーザンファーム早来の横手裕二調教主任。その結果、デビューは3歳の9月、いわゆるスーパー未勝利となったが、経験馬たちを相手にしながら見事に勝利をおさめる。

 次走の3歳500万下を勝ち上がったパフォーマプロミスは、約5か月の調整期間を取った後、次の年の5月に行われたオーストラリアTに出走。このレースも勝利して3連勝を果たす。4戦目のシンガポールTC賞で6着に敗れた後は、再び約半年の調整へと入る。このローテーションを見ても分かるように、陣営もまた、体質の強化を図りながらローテーションを組んできた。

 5歳時、3走目の熊野特別を勝利し、クラスは準オープンまで上げていたパフォーマプロミスは、調整のためにノーザンファーム早来へと戻ってくる。

 「本州は暑いので、時間をとってじっくり休ませようという判断でした。帰ってきたばかりの頃は疲れも見られましたが、乗り出しをはじめてからは順調に進めることができました」

 パフォーマプロミスがノーザンファーム早来で調整されていたのは、なんと4か月ほどにも及ぶ。まさに馬本位の調整を行うための時間とも言えたが、その調整の中で、横手調教主任はパフォーマプロミスの本格化の兆しを感じ始める」

 「元々持ち合わせていた能力の高さに、ようやく身体が追いついてくれたような印象を受けました。調整をした後は直接厩舎に移動したのですが、その後のレース(グレイトフルS)も勝利してくれてホッとしたのと、まだまだ上積みも望めると思いました」

 初めての重賞挑戦となった日経新春杯(G2)。実は横手調教主任にとっては非常に験のいいレースであり、過去2年は育成を手がけた馬(2017年…ミッキーロケット、2016年…レーヴミストラル)が優勝。過去10年でもルーラーシップ、トゥザグローリーが勝利しており、何よりも今年のレースにもパフォーマプロミスを始め、昨年に続く連覇を目指すミッキーロケット、初の重賞制覇を目指すモンドインテロと、上位人気馬は全て横手調教主任の元で管理されていた馬だった。

 「できることなら上位独占、それが叶わなくとも、この3頭の中から勝ち馬が出てくれればと思いながらレースを見ていました。その中でも最も実績が無かったパフォーマプロミスが勝ってくれましたが、M.デムーロ騎手の好騎乗もあったのでしょうし、何よりもこの舞台に、最高の状態で臨ませてくれた藤原厩舎の皆さんに感謝するだけです」

 パフォーマプロミスにとっても今後の重賞戦線を戦って行くには、またとない勝利となった。何せこれでまだ12戦目。隠し持った能力をまだまだ秘めているはずであり、何よりも初重賞で見せた勝ちっぷりの良さからしても、クラスの壁を問題としないほどの成長力もまだまだあるはず。キタサンブラックを送り出した2012年世代だが、パフォーマプロミスはこの世代における「最後の大物」となりそうだ。


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