2011年08月28日 キーンランドC G3
優勝馬:カレンチャン
プロフィール
- 生年月日
- 2007年03月31日 04歳
- 性別/毛色
- 牝/芦毛
- 戦績
- 国内:11戦7勝
- 総収得賞金
- 449,061,000円
- 母 (母父)
- スプリングチケット by トニービン(IRE)
- 馬主
- 鈴木 隆司
- 生産者
- 社台ファーム (千歳)
- 調教師
- 安田 隆行
- 騎手
- 池添 謙一
今、競馬ファンから最も注目を集めている馬はカレンチャンらしい。その可愛らしい名前だけでなく、重賞を連勝し続けるその能力の高さも支持を集める1つの理由なのだろう。
キーンランドC(G3)においてもG1馬や重賞勝ち馬を退けて、カレンチャンは単勝1.9倍という圧倒的な人気で支持された。結果はゴール前のたたき合いをクビ差凌いで重賞3連勝を果たしたわけだが、着差以上の強さを我々に、そして社台ファームの斎藤孝調教主任にも伝えたレースともなった。
「後方からレースを進めた函館スプリントS(G3)とは違って、今回は先行する形となりました。激しい先行争いだけでなく、有力馬たちが後方に位置する中でいち早く抜け出すと、かなり厳しい展開から後続を抑えきったのですから、改めて勝負強さには感心させられるばかりです」(斎藤調教主任)
口に出して呼びたくなるような可愛らしい名前ながら、レースでは負けん気を見せるなど、様々な個性を持ったカレンチャンだが、牧場ではまた違った個性を見せている」
「調整などでこちらに帰って来たときは、誰でも触れるほど大人しくしています。レースと休養時のあまりにも違う姿は、今でいうところの『ツンデレ』とでもいうのでしょうか(笑)」(斎藤調教主任)
セントウルS(G2)の結果次第だが、この勝利でサマースプリントシリーズのチャンピオンに最も近づいたのは事実。だが、斎藤調教主任は、その向こうにあるタイトルを見つめる。
「次走はいよいよスプリンターズS(G1)でG1挑戦と聞いています。今がまさに充実期と思えますし、最高の結果を期待しています」(斎藤調教主任)