重賞ウィナーレポート

2026年09月17日 園田プリンセスC(GDJ)

2026年09月17日 園田競馬場 曇 重 ダ 1400m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:バドラ

プロフィール

生年月日
2024年02月09日 02歳
性別/毛色
牝/黒鹿毛
戦績
国内:5戦3勝
総収得賞金
15,650,000円
父
タリスマニック(GB)
母 (母父)
キクノシャイン  by  ルーラーシップ
馬主
菊池 靖二
生産者
株式会社 安達牧場 (新冠)
調教師
田中 一巧
騎手
赤岡 修次
  • 安達牧場の放牧地で過ごす親仔
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  • 安達牧場の放牧地
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  • 安達牧場の厩舎
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  • 安達牧場の看板
    安達牧場の看板

 『グランダム・ジャパン(GDJ)2026』2歳シーズンの開幕戦は、園田競馬場の1,400mを舞台とした「園田プリンセスC」。他地区からの遠征馬は名古屋からの1頭のみで、9頭立てのレースとなった。見事に勝利したのは、単勝1.0倍の圧倒的人気に応えたバドラ。スタートして一気にハナを奪うと、そのまま押し切って逃げ切り勝ち。北海道から園田へ移籍して2戦目での重賞初制覇となり、続く10月2日のアッパートライJRA認定特別も制して3連勝と勢いに乗っている。

 バドラの生まれ故郷は、新冠町の安達牧場。現在は代表の安達亮さんと従業員8名で、約40頭の繁殖牝馬を管理。過去には2004年の福島記念(G3)で3着だったラヴァリージェニオや、2005年のジャパンDダービー(G1)でカネヒキリの2着したメイプルエイトなどの活躍馬を生産。近年の生産馬では、3連勝で鳳雛Sを制したのちに不来方賞(Jpn2)で2着し、フォーエバーヤングが勝ったジャパンDクラシック(Jpn1)で6着に入ったカシマエスパーダが記憶に新しい。現在代表を務める安達亮さんで5代目となる老舗の牧場で、広大な放牧地が印象的だ。

 「レース当日は現地まで応援に行って、菊池靖二オーナーと一緒に見守っていました。スタートした直後にバランスを崩してしまった時は焦りましたが、そのあとすぐに立て直して、しっかり勝ち切ってくれたのでとにかくホッとしました」と安達亮さんは笑顔でレースを振り返る。

 バドラの祖母キクノジェニーは、菊池靖二オーナーの義父にあたる菊池五郎オーナーの所有馬で、現役時代に中央競馬で3勝、兵庫競馬で4勝を挙げた活躍馬。2005年の兵庫クイーンCも制している。バドラの母キクノシャインはキクノジェニーの6番仔で、同じく菊池五郎オーナーの所有馬として地方競馬の短距離戦で7勝を挙げ、引退後は安達牧場で繁殖として繋養されることになった。そのキクノシャインが唯一残した産駒がバドラである。「産駒は1頭のみでしたが、その仔がこうして活躍してくれているので、亡くなった菊池五郎オーナーも天国で喜んでいらっしゃると思います」と安達亮さんは微笑んだ。

 バドラの配合については、「オーナーの希望があってタリスマニックをつけました。思っていたより小柄ですが、デビュー当時から活躍してくれていて、良い配合だったと思います」と教えてくれた。

 今後もこの世代を引っ張っていく存在となるであろうバドラ。「この先も怪我無く頑張ってもらいたいです。そしていずれは牧場に戻ってきて、繁殖としても活躍してもらえたらうれしいです」と想いを語る安達さん。リーディングトレーナーの下で奮闘する彼女のさらなる活躍を期待しよう。