2026年08月23日 新潟2歳S G3
優勝馬:レッチュベルク
プロフィール
- 生年月日
- 2024年01月24日 02歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:2戦2勝
- 総収得賞金
- 42,150,000円
- 父
- インディチャンプ
- 母 (母父)
- リヴィア by Galileo(IRE)
- 馬主
- 村木 克子
- 生産者
- ノーザンファーム (安平)
- 調教師
- 久保田 貴士
- 騎手
- 田辺 裕信
ノーザンファーム空港の安藤幸宏厩舎長は厩舎長補佐だった頃に、レッチュベルクの父であるインディチャンプの管理を行ってきた。
「厩舎長となってからはインディチャンプ産駒の育成も行ってきましたが、まとまったイメージがあったインディチャンプや、その産駒のイメージとは違って、レッチュベルクはバランスが良くて、スラっとした印象がありました」(安藤幸宏厩舎長)
インディチャンプは現役時、同じ年の安田記念(G1)とマイルChS(G1)を優勝するなど、芝のマイルで活躍をしてきた。2025年からデビューした産駒もまた、父を彷彿とさせるような活躍をしてきたが、レッチュベルクに関しては、その馬体の印象も含めて、まだ距離が持ちそうな印象を安藤幸宏厩舎長は持っていた。
「本格的な騎乗調教を初めてからも、馬体のラインを大きく崩すこともなく、乗り味にも安定感がありました。脚元も丈夫であり、デビューに向けて、自分で仕上がっていくような印象さえ受けました」
安藤幸宏厩舎長の見立てとしては、本当に良くなるのはまだ先だと思っていた。それでも順調に来ていただけでなく、違った環境で刺激を与えるべく、ゲート試験を受けたところ、そのままデビューに向けての準備が整えられていった。
6月20日のメイクデビュー東京で初戦を迎えたレッチュベルクは、2着馬に3馬身差を付ける快勝を果たす。
「レースはテレビで見ていましたが、インコースから抜け出してきた姿を見て、根性があるなあと思っただけでなく、長くいい脚を使えるなとも思いました」
この勝利を受けて出走した新潟2歳S(G3)において、レッチュベルクは1番人気の支持を背負う。
「自分が厩舎長となってから、一緒に働いているスタッフには2歳重賞を勝ちたいとの思いを伝えていました。しかも、2歳重賞を勝つとなると、新馬戦を勝利した後の上積みも必要となってくるので、それも意識しながら調教も行ってきました」
メイクデビュー東京では長い直線を生かすかのように、上がり最速の末脚を使ったレッチュベルクであるが、その東京コースよりも更に直線が長い新潟コースで、レッチュベルクの末脚は遺憾なく発揮されていく。
先手を奪ったペアスターロードを射程圏内に置いてレースを進めていくと、直線でのたたき合いを制して先頭に躍り出る。抜け出してからが鞍上の手応えにも余裕が感じられたように、完勝と言ってもいい内容となった。
「前走の内容を見ても、新潟コースは合っていると思いましたし、今回も長くいい脚を使ってくれました。これから先の活躍も想像させてくれるような勝利だったと思います」
レース後、陣営からは朝日杯フューチュリティS(G1)に向かうことが発表されたが、ここを勝てば父の産駒では初めてのG1馬ともなる。
「自分が手掛けてきた種牡馬の産駒で重賞を勝ちたいと思ってきたので、この勝利は特別な思いがありました。ここで賞金を加算できたことで年末のG1だけでなく、今後のレース選択も広がってくれました。願わくばレッチュベルクにもG1を勝ってもらって、父のように種牡馬入りを果たしてもらえたら嬉しいですね」
父のインディチャンプも2歳時に1勝をあげているものの、競走馬として本格化したのは4歳の秋以降となる。育成時から更なる上積みを感じさせていたレッチュベルクもまた、更に強くなっていくはずであり、成長した姿を朝日杯フューチュリティS(G1)で発揮してくれるはずだ。
















