重賞ウィナーレポート

2026年07月01日 帝王賞(中央交流) Jpn1

2026年07月01日 大井競馬場 曇 稍重 ダ 2000m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ミッキーファイト

プロフィール

生年月日
2021年05月05日 05歳
性別/毛色
牡/栗毛
戦績
国内:13戦8勝
総収得賞金
508,387,000円
ドレフォン(USA)
母 (母父)
スペシャルグルーヴ  by  スペシャルウィーク
馬主
野田 みづき
生産者
ノーザンファーム (安平)
調教師
田中 博康
騎手
戸崎 圭太

 ミッキーファイトが昨年に続き、今年の帝王賞(Jpn1)を優勝。帝王賞(Jpn1)を連覇した馬は、2022年、2023年の同レースを優勝したメイショウハリオ以来、史上2頭目となる。

 「今回は以前に騎乗してもらっていた、戸崎圭太騎手に手が戻ってのレースとなりましたが、乗り慣れていたこともまた、この勝利に繋がったと思います」と話すのはノーザンファーム空港の高見優也厩舎長。兄の高見一茂さんは熊本県の有明高校野球部の監督であり、この夏の全国高等学校野球選手権大会では、創部30年目にして春夏通じて初の甲子園切符を掴んでいる。

 有明高校は甲子園へ出発する2日前に熊本地震が発生。九州新幹線の運転見合わせに伴う形で、長時間の移動を余儀なくされたが、心身の疲れを見せるところか、初戦から3回戦まで全て逆転勝ちをおさめて、見事にベスト8入りを果たした。

 一方でミッキーファイトはここ2戦(東京大賞典[美梅1.1](G1)、かしわ記念(Jpn1))は2着が続いていた。それはマークされていた馬に交わされての結果であり、昨年、勝ち鞍を上げている帝王賞(Jpn1)は状態面も含めて、勝ち負けのレースを期待していたという。

 「前々でのレースとなりましたが、道中の折り合いも付いており、安心してレースを見ることができました。戸崎圭太騎手がいいタイミングで抜け出しを図ってくれたことも、2着馬との着差に現れていたと思います」

 この勝利で13戦8勝となっただけでなく、Jpn1は3勝目。3歳時のジャパンDクラシック(Jpn1)では、フォーエバーヤングと差の無い競馬をした馬でもあるが、古馬となってからは更に完成度を増していることを、今回のレースで証明した。

 「年齢的にもまだまだ強くなる馬だと思っています。今後は海外遠征も視野に入ってくるだけでなく、また、フォーエバーヤングとも戦ってみたいですね」

 中央のダートG1タイトル初制覇は勿論のこと、来年の帝王賞(Jpn1)も優勝して3連覇を果たせば、史上初の快挙ともなる。高見優也厩舎長は有明高校を応援すべく、甲子園にも足を運んだというが、兄である高見一茂監督の采配や、選手たちのひたむきなプレーから得るものも大きかったに違いない。

 この夏の甲子園を熱くした「有明旋風」に続いて、この秋からは「ミッキーファイト旋風」がダート界で起こりそうだ。