2026年05月14日 のじぎく賞(GDJ)
優勝馬:プリンセスデイジー
プロフィール
- 生年月日
- 2023年03月22日 03歳
- 性別/毛色
- 牝/鹿毛
- 戦績
- 国内:7戦3勝
- 総収得賞金
- 21,900,000円
- 母 (母父)
- プレトリアン by キングヘイロー
- 馬主
- エスペランサ (株)
- 生産者
- 豊洋牧場 (門別)
- 調教師
- 田中 正人
- 騎手
- 西 啓太
『グランダム・ジャパン(GDJ)2026』3歳シーズンの第6戦「のじぎく賞(園田)」は、南関東からの遠征馬プリンセスデイジー(大井)が3馬身半差の快勝。好スタートからハナに立つとマイペースの逃げに持ち込み、最後の直線では後続を置き去りにする独走態勢に。デビュー7戦目にして、うれしい初重賞勝利を飾った。
プリンセスデイジーの生まれ故郷は、日高町の豊洋牧場。2019年のエーデルワイス賞(Jpn3)をコーラルツッキーが制して同年のGDJ2歳シーズン総合第2位となっているが、今年も古馬春シーズンでサノノエスポが総合第2位。プリンセスデイジーも3歳シーズン残り1戦の時点で暫定第2位につけており、生産馬たちがGDJシリーズを盛り上げている。
「今回は初遠征でしたが、期待して見ていました。それにしても、想像以上に強い勝ち方をしてくれましたね」とレースを振り返るのは、豊洋牧場の山崎恒さん。「オーナーもこれが初めての重賞勝利で、とても喜ばれていました。私がオーナーの関係者にお勧めして買っていただいた馬なので、結果が出てよかったです」と笑顔を見せる。
プリンセスデイジーの母プレトリアンも豊洋牧場の生産馬で、現役時代は金沢競馬で7勝。5歳春で競走生活を終え、生まれ故郷に戻って繁殖生活を始めた。すると、いきなり初仔のアシャカセルクル(牡、父シニスターミニスター)がJRAのダート短距離で3勝を挙げる活躍を見せる。その後の産駒もすべて勝ち上がり、プリンセスデイジーの1歳上サノノワンダー(牡4、父ヘニーヒューズ)は昨年のレパードS(G3)で5着するなどJRAで現役活躍中。また、2番仔ホウヨウクイーン(牝、父ヒルノダムール)が牧場に戻って繁殖生活を送っており、その2番仔ベラジオゼロ(牡4、父ホッコータルマエ)は一昨年の栄冠賞(門別)を制覇するなど活躍馬に暇がない。「本当に、この牝系はよく走ってくれます。もともとはプリンセスデイジーの4代母トリプルマッチを米国の1歳せりで購入し、競走馬として輸入したのがきっかけでした。余談ですが、うちの会長といっしょに米国に行った土井さん(当時の錦岡牧場代表)が同じせりで購入した馬が、のちのG1馬ヤマニンパラダイスなんです」と貴重なエピソードも教えてくれた。
当初は関東オークス(Jpn2)でGDJ3歳シーズンの総合優勝を目指す予定だったプリンセスデイジーだが、脚元に故障を発症して休養することになった。「残念ですが、仕切り直しですね。しっかり治して、秋のロジータ記念(川崎)に間にあえばと願っています」と希望を託す山崎さん。まだまだ長くつづく競走生活の中で、いつかはGDJ総合優勝の勲章を手に入れてほしい。
















