重賞ウィナーレポート

2026年03月21日 ファルコンS G3

2026年03月21日 中京競馬場 晴 良 芝 1400m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ダイヤモンドノット

プロフィール

生年月日
2023年03月29日 03歳
性別/毛色
牡/栗毛
戦績
国内:7戦3勝
総収得賞金
123,266,000円
ブリックスアンドモルタル(USA)
母 (母父)
エンドレスノット  by  ディープインパクト
馬主
金子真人ホールディングス (株)
生産者
坂東牧場 (平取)
調教師
福永 祐一
騎手
川田 将雅

 NHKマイルC(G1)に向けての重要な前哨戦「第40回中日スポーツ賞ファルコンS(G3)」は、好スタートから、好位4-5番手を追走した平取町の坂東牧場が生産した1番人気ダイヤモンドノットが、残り200m付近で2着馬を振りきって先頭ゴールイン。1分19秒8(良)で通算成績を7戦3勝2着2回3着1回(重賞2勝)とした。管理した福永祐一調教師のJRA重賞勝利は昨年のターコイズS(G3)(優勝馬ドロップオブライト)以来で通算5勝目。手綱を取った川田将雅騎手にとっては弥生賞ディープインパクト記念(G2)に続く重賞勝利で今年5勝目、通算157勝目のJRA重賞タイトルとなった。

 ダイヤモンドノットを生産した坂東牧場は1950年創業。生産から育成まで一貫して行う「総合牧場」で〝ビービー〟の冠馬名でも知られるところだが、預託馬を中心とするところが特徴的。100人を超えるスタッフで生産から育成、調教までを行い、その中からアンタレスS(G3)や、東海S(G2)に勝ったプロミストウォリアや中山金杯(G3)などに勝利したアクシオン、あるいはキーンランドC(G3)など重賞2勝のビービーガルダンなどのほか、ハードル界の絶対王者オジュウチョウサンも同牧場の生産だ。JRA重賞勝利は昨年の京王杯2歳S(G2)ダイヤモンドノット以来となり、通算26勝目。

 同牧場の荒木一仁マネージャーは、中京競馬場で愛馬優勝の瞬間に立ち会うことが出来たそうだ。

 「前走からわずかではありましたが体重も増えており、パドックを周回する姿からはとても状態が良さそうに見えました。前走の朝日杯フューチュリティS(G1)は中2週で京王杯2歳S(G2)を勝ったあとの1戦で、難しい面があったのかもしれませんが、惜しい内容でした。それでも、道中は厳しいマークを受けて、4角で少々ゴチャ付くようなところがあった事を考えれば、大目標とするレースの前哨戦としては最高のパフォーマンス。先々につながるようなレースを見せてくれたと思います」と、単勝オッズ1.6倍という圧倒的人気を背負った愛馬を称えた。

 牧場時代は、ケガや無縁とは健康優良児だったそうだ。

 「顔に大きな流星があって、後躯にも稲妻が走ったような白を持つ、目立つ容姿の馬でしたが、生産から育成までの過程の中で、ケガをすることもなく、また体調を崩すこともなく、良い意味で印象に残らないような馬でした。トレセンに入って競馬を経験したあとでも、そういった部分が変わらず、どんな競馬でも出来るのは心強い限りですし、これまでのキャリアを振り返っても成績に波がないのも牧場時代とリンクする部分が多いと思います。成長力もあると思っていますので、まさに文字通りに無事是名馬といった馬ですね」と表現してくれた。

 そして、2度目のG1挑戦となる。「今回は1,400mでしたが、朝日杯フューチュリティS(G1)の内容から距離が延びることに関して不安はなく、むしろ今回の競馬を経てさらにパフォーマンスをあげてくれるのではないかと期待しています。これまでの重賞2勝はいずれも左回りですから、そういう意味でも楽しみです」と期待に胸を膨らませている。