2025年11月29日 R-NIKKEI杯京都2歳S G3
優勝馬:ジャスティンビスタ
プロフィール
- 生年月日
- 2023年04月09日 02歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:2戦2勝
- 総収得賞金
- 40,892,000円
- 馬主
- 三木 正浩
- 生産者
- タイヘイ牧場 (静内)
- 調教師
- 吉岡 辰弥
- 騎手
- 北村 友一
ホープフルS(G1)へと向かう馬にとって重要な前哨戦的位置づけにある「R-NIKKEI杯京都2歳S(G3)」が11月29日、京都競馬場内回りコース芝2,000mで行われ、レース前半は中団やや後方に位置していた北村友一騎手騎乗の9番人気ジャスティンビスタが最後の直線で大外から脚を伸ばして2分0秒4(良)で優勝。デビューから2戦2勝で重賞タイトルを手中にした。管理する吉岡辰弥調教師のJRA重賞勝利は昨年の宝塚記念(G1) (優勝馬ブローザホーン)以来で通算6勝目。手綱を取った北村友一騎手にとっては今年の中京2歳S(G3)に続くもので通算38勝目のJRA重賞タイトルとなった。
ジャスティンビスタの生まれ故郷は新ひだか町のタイヘイ牧場白金牧場。1936年に競馬評論家の故・大川慶次郎氏の父親である大川義雄氏によって、青森県八戸市で創立された牧場だ。現在は生産拠点を新ひだか町に置き、離乳後は八戸市の本場で育成するというスタイルを取っている。これまでのおもな生産馬には高松宮記念(G1)など重賞5勝のサニングデールや、マイラーズC(G2)連覇など重賞3勝の快足シルポート、重賞4勝でエリザベス女王杯2着ミスラディカル、最優秀障害馬ゴーカイなど活躍馬多数いるが、今回の勝利は昨年、このレースで2着だったジョバンニの雪辱を果たすと同時に、府中牝馬S(G3) (優勝馬セキトバイースト)に続く重賞勝利。牧場が沸いている。
同牧場でゼネラルマネージャーを務める八尾圭樹さんは、このレースを牧場のテレビで見ていたそうだ。「新馬戦を勝った後、吉岡辰弥調教師から『まだまだ伸びしろのある馬だよ』と声を掛けていただきましたので、次のレースも期待して良いのかなってそう思っていました。ひいき目かもしれませんが、程よく気合を表に出しながら、2人曳きでパドックを歩く姿を見て期待が高まったことを覚えています」と当日を振り返り「道中は新馬戦の時とは違う競馬になったのでヒヤっとしましたが、4角でぶつけられてからの脚は凄かったと思います。おじにあたるラトルスネークの新馬戦を思い出しました」と嬉しそうに喜びを表現してくれた。
母ペブルガーデンもタイヘイ牧場の生産馬。期待の大きなディープインパクト産駒で、デビュー戦ではキタサンブラックを上回る人気を集めていた馬だが、不運にも骨折。わずか4戦で競走キャリアにピリオドを打った。本馬は、その6番目の仔だ。
「ペブルガーデンが現役のころは、こんなはずではないという思いをずっと抱いていました。骨折は不可抗力で仕方のないことですが、この馬の仔でリベンジしたいと思っていたので、本当に嬉しいです」と相好を崩した。
牧場時代のジャスティンビスタは「生まれた時から素晴らしい馬で、当歳時からセレクションセールを目標にすると決めていました。私たちの手を離れるまでの間でも人間を試すようなところがあり、育成牧場に移動してからも手を煩わせたと聞いていますが、関係先の方々が一生懸命に馬と向き合っていただいたおかげで大きなタイトルを取ることが出来たと感謝しております。この勝利でクラシックの出走権利を獲ることが出来ましたが、生産牧場の視点からは、まだ奥がある馬だと思っています。この後はとにかく無事に。そして、この馬らしい競馬を期待したいと思います」と夢を広げている。
















