2025年02月16日 京都記念 G2
優勝馬:ヨーホーレイク
プロフィール
- 生年月日
- 2018年03月19日 07歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:12戦5勝
- 総収得賞金
- 254,213,000円
- 母 (母父)
- クロウキャニオン by フレンチデピュティ(USA)
- 馬主
- 金子真人ホールディングス (株)
- 生産者
- ノーザンファーム (安平)
- 調教師
- 友道 康夫
- 騎手
- 岩田 望来
屈腱炎による長期休養を挟みながら、京都記念(G2)で重賞3勝目をあげたヨーホーレイク。3歳時の日本ダービー(G1)以来、4度目のG1挑戦となる大阪杯(G1)でタイトルを目指していく。
7歳ながらも。まだキャリアは12戦しかないヨーホーレイクは、その多くの時間を屈腱炎の治療に費やした。そして、その長きに渡る時間の中で、復活に務めてきたのがノーザンファーム空港の関係者たちであり、その中でもB-0厩舎の齊藤嘉隆厩舎長は、この重賞勝利を誰よりも喜んでいた。
「前走(毎日王冠(G2))は敗れはしたものの、メンバーも揃っていた中でレース内容も良かっただけでなく、直線では勝ち負けまで持ち込めるのではと思っていました。ただ、元気になってきた証拠でもあるのでしょうが、道中は引っかかるような素振りも見せるようになっていただけに、今回はそこが鍵になると思っていました」(齊藤嘉隆厩舎長)
それを把握していたのか、友道厩舎ではこのレースからハミを変えただけでなく、最終追い切りでもリラックスさせて走らすように務めていた。馬体重は毎日王冠よりプラス20kgでの出走となったが、齊藤嘉隆厩舎長の目には充実感に溢れた馬体に見えた。
「この辺の調整は友道厩舎の厩舎力なのだろうと思いました。高い能力を持ち合わせている馬だけに、いい状態で出走できたのならば結果は出せると期待をしていました」
G1馬2頭が出走してくるなど、ハイレベルなメンバーが揃った今年の京都記念(G2)。だが、逃げたバビットの作り出したラップは1,000m通過が62秒9という、かなりのスローペースとなる。
前走の毎日王冠(G2)では前に壁を作れなかったこともあって、折り合いを欠いてしまったヨーホーレイクだが、今回は最内からの発走かつ、ハミを変えた効果も現れたのか、馬群の中でしっかりと折り合いをつけていく。
最後の直線では馬群が捌けたのを見た、岩田望来騎手のゴーサインに応えて一気に加速。最内から脚を伸ばすリビアングラス、そして、外から交わしにかかったマコトヴェリーキーの追撃も振り切った場所がゴールとなった。
「道中で折り合いをつけられたことが、最後の伸びに繋がったのでしょう。岩田望来騎手の好騎乗も含めて、レースぶりは完璧だったと思います」
齊藤嘉隆厩舎長にとって、乗り慣らしから管理してきた育成馬とは違って、ヨーホーレイクとは休養時から管理を任された馬となる。だが、関係者の復活させたいという思いに応えるべく、ヨーホーレイクと過ごしてきた時間は、特別な時間ともなっていた。
「それは共に管理をしてきたスタッフも一緒であり、これだけの能力を持った馬に長く携わりながら色々なことを学べた、貴重な時間だったと思います。不治の病ともされる屈腱炎だけに、いつ、症状が悪くなるとも限りません。その中でこの厩舎で管理して以降に2つの重賞を勝てたのは、自分たちにとっても誇りです」
次走は大阪杯(G1)を予定。更にメンバーは強くなるが、能力的にはG1馬たちとも双璧をなすことは、これまでのレースでも証明されているだけに、7歳にして待望のG1制覇の可能性は十分にある。
「これまでのレースを見ていても、関西(京都、阪神)では好走しているだけに、いい状態でレースに臨めそうです。まずは無事に走り切ってもらいたいです」と齊藤嘉隆厩舎長。ホースマンにとって接してきた時間の長さは、それだけ喜びの大きさにもなっていく。ヨーホーレイクには感動と奇跡の走りを、齊藤嘉隆厩舎長や調教スタッフ、そして、復活を信じた関係者にも見せてもらいたい。