重賞ウイナーレポート

2021年02月14日 京都記念 G2

2021年02月14日 阪神競馬場 晴 良 芝 2200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ラヴズオンリーユー

プロフィール

生年月日
2016年03月26日 05歳
性別/毛色
牝/鹿毛
戦績
国内:11戦5勝
総収得賞金
310,489,000円
ディープインパクト
母 (母父)
ラヴズオンリーミー(USA)  by  Storm Cat(USA)
馬主
DMMドリームクラブ (株)
生産者
ノーザンファーム (安平)
調教師
矢作 芳人
騎手
川田 将雅
  • 厩舎からは毎年のように重賞馬が送り出されている
    厩舎からは毎年のように重賞馬が送り出されている
  • 昨年のJRA年度代表馬に輝いたアーモンドアイも育成してきた
    昨年のJRA年度代表馬に輝いたアーモンドアイも育成してきた

 オークス(G1)以来、約1年9か月ぶりの勝利をこの京都記念(G2)であげたラヴズオンリーユー。育成時だけでなく、昨年の夏には調整も行ってきたノーザンファーム早来の岡真治厩舎長にとっても、これまでの鬱憤を一気に晴らす勝利となった。

 「オークス(G1)の後の調整が順調に行かなかっただけでなく、その後、コロナの影響で出走を予定していたドバイシーマクラシック(G1)も中止になるなど、思うようにレースを使うことができませんでした。ただ、昨年の夏に牧場に帰ってきた時には3歳時よりも遥かに馬体が良くなっていましたし、飼い葉もこちらがセーブしなければと思えた程によく食べてくれました」

 競走馬として完成に近づいていることを証明するかのように体質も強化されていき、いい状態で送り出すこともできたとの自信を持って迎えた秋競馬であったが、府中牝馬S(G2)、そしてエリザベス女王杯(G1)と人気に支持されたものの、思うような結果を残せなかった。

 「状態もいいと聞いていただけに、なんで勝てないのかなと思っていました。その意味でも今回は鞍上が川田騎手となったことで、新たな一面が出てくれればと思っていました」

 ラヴズオンリーユーにとって、今年初戦となった京都記念(G2)。前走の有馬記念(G1)では6番人気で10着に敗れていたものの、単勝1.8倍という圧倒的な一番人気に支持されていた。

 ハッピーグリンが先手を奪ったレースを、ラヴズオンリーユーは4番手から追走。最後の直線では鞍上の川田騎手のゴーサインに応えるかのように、力強く抜け出してみせた。上がり3ハロンの34秒7もメンバー最速と、「復活」というよりも「完勝」と呼ぶに相応しいレース内容となった。

 「道中はあの位置でレースができて、最後にいい脚が使えたのなら、普通に勝てるのではと思っていました。川田騎手も丁寧に騎乗してくれていましたし、ラヴズオンリーユーのいいところを引き出してくれたと思いました」

 昨年は育成馬のアーモンドアイが有終の美を自ら飾るようなレース内容で、自身2度目となるJRA年度代表馬にも選出。ラヴズオンリーユーにも厩舎の先輩に続くような活躍が期待される。

 「年齢的にも1戦1戦が勝負となっていきますが、また大きなタイトルを取ってもらいたいです」

 その先にあるのはオークス(G1)に続くG1タイトル。ドバイシーマクラシック(G1)でも、世界の強豪を相手に3着に入着と能力の高さを証明した今年は、年度代表馬級の走りを見せてもらおう。