重賞ウイナーレポート

2018年03月17日 フラワーC G3

2018年03月17日 中山競馬場 晴 良 芝 1800m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:カンタービレ

プロフィール

生年月日
2015年03月06日 03歳
性別/毛色
牝/鹿毛
戦績
国内:4戦2勝
総収得賞金
98,361,000円
ディープインパクト
母 (母父)
シャンロッサ(IRE) by Galileo(IRE)
馬主
石川 達絵
生産者
三嶋牧場 (浦河)
調教師
角居 勝彦
騎手
M.デムーロ

 春のクラシック戦線を間近に控えた3月17日、中山競馬場で第32回フラワーカップ(G3)が行われ、前走未勝利を勝ち上がった身ながらも単勝2番人気に支持されたカンタービレが、中団待機でピタリと折り合い直線の坂で堂々と先頭に立つと、そのまま後続を振り切って1分49秒2(良)で先頭ゴールイン。3歳牝馬戦線にまた1頭、新たなスター候補が誕生した。

 カンタービレが生まれ育ったのは浦河町の三嶋牧場。60頭以上の繁殖牝馬を繋養し、生産だけでなく育成も行う総合牧場だ。真っ白な馬体と豪快な追い込みで人気があったメイショウベルーガや、メイショウカンパク。あるいは一昨年のレディスプレリュード(Jpn2)を勝ったタマノブリュネットなどを送り出している牧場としても知られている。

 牧場事務所のテレビで勝利の瞬間を見届けたという同牧場の三嶋健一郎専務はレースを振り返って「未勝利を勝ったばかりにも関わらず2番人気と高い評価を受けましたが、それに応える形で内容ある強い勝ち方ができました。もちろんデビュー前から期待の1頭でしたが、ここに辿り着くまで日々管理していただいた角居先生はじめ厩舎スタッフの方々の力があってこそだと思っています」と厩舎関係者の尽力を称え、喜びを噛みしめていた。

 カンタービレの母シャンロッサは英国のタタソールズで行われた繁殖セールで購入。日本に輸入後は毎年ディープインパクトを配合していることからも、並々ならぬ期待の高さであることが容易に想像がつく。「日本に連れてきてディープインパクトを種付けして、初めて生まれたのがカンタービレですが、当歳時からバランスの良さ、そしてディープ産駒らしい品の良さは際立っていました。2歳でノーザンファームにて育成中の全弟も高い評価を受けていますし、今年の英ダービー(G1)で現在1番人気のサクソンウォリアーもカンタービレと同配合となるガリレオ肌のディープインパクト産駒ですので、この配合は間違っていなかったのだと思います。先日も全弟が誕生しましたし、今年ももちろんディープを種付け予定ですよ」

 前走後、桜花賞(G1)には向かわず春の大目標をオークス(G1)に狙いを定めたカンタービレ。同馬には三嶋牧場の開業以来、初となるG1タイトルへの大きな期待が掛かっている。「フラワーカップ(G3)は現地に行くことができなかったので、オークス(G1)は東京競馬場でカンタービレの大一番を見届けたいと思っています。相手は一気に強くなりますが、万全の態勢でレースに挑んで欲しいですね」と本番への期待を込めて締めくくった三嶋専務。メイショウマンボ以来となる浦河産馬のオークス制覇に向け、有力馬の1頭として今後も目の離せない存在となりそうだ。


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