重賞ウイナーレポート

2005年09月04日 新潟2歳S G3

2005年09月04日 新潟競馬場 曇 重 芝 1600m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ショウナンタキオン

プロフィール

生年月日
2003年03月08日 02歳
性別/毛色
牡/栗毛
戦績
国内:2戦2勝
総収得賞金
91,350,000円
アグネスタキオン
母 (母父)
ショウナンマイラヴ by トニービン(IRE)
馬主
国本 哲秀
生産者
鎌田 正嗣 (浦河)
調教師
上原 博之
騎手
田中 勝春
  • 当歳馬と仲の良いスタッフの藤沢さん
    当歳馬と仲の良いスタッフの藤沢さん
  • ▲当歳馬と仲の良いスタッフの藤沢さん
    ▲当歳馬と仲の良いスタッフの藤沢さん
  • 離乳したばかりの当歳馬たち~まだ淋しそうな様子
    離乳したばかりの当歳馬たち~まだ淋しそうな様子
注目の新種牡馬アグネスタキオンの初年度産駒として鮮烈なデビューを果たし、父に重賞初制覇をもたらした本馬のふるさとは浦河町西幌別の鎌田正嗣牧場。
先代の鎌田牧場(父親の鎌田正人社長)を引き継ぐが、名牝シラオキからコダマ(皐月賞、ダービー、阪神3歳S,スプリングS)、シンツバメ(皐月賞)やカツフジ(天皇賞)、ベルワイド(天皇賞)など数々の名馬を輩出している。その血統後継馬を大切に引き継いでいるのが現社長の鎌田正嗣氏で、現在は4名のスタッフとともに18頭の繁殖牝馬を飼養している。今回の重賞制覇は同牧場にとってはトップコマンダー(2002年日経新春杯)以来となり牧場は笑顔で包まれている。

鎌田社長はレースを振り返り「社台(グループ)さんの馬が居なかったからね」と悪戯っぽく笑顔を見せながら語る。4角後方から一気に、上がり3F33秒9の剛脚をつかっての勝利には「スタートが悪かったけれど、直線で本馬の持ち味を活かして勝ってくれました。(デビュー戦の前走に引き続き)2回もはまるとは思いませんでしたね。(2歳という)早い時期に、そんなに走って大丈夫かと心配する位ですが、お世話になっている周りの方(馬主さん、調教師、騎手、厩舎スタッフの方々)に報いるためにも、無事に走り頑張って貰いたいです」と大きく期待を膨らましている様子。

本馬の母はショウナンマイラブ(母の父トニービン、中央出走)だが、2代母がメジロハイネ(父メジロゲッコウ)で、メジロ牧場の大切な血統後継馬。鎌田社長は「本馬は初仔で馬主(国本哲秀氏)さんから、1年お預かりした時に産まれた仔です。メジロ牧場さんの古くからの牝系を扱わして頂いたのも嬉しかったですね。母は少し小ぶりで、この仔の産まれたときも母親似の細身でしたが今は逞しくなりましたね。ひと時ミルクを与えていた時があるのですが、人とのコミュニケーションが深まり、人になつこく素直に聞いてくれる仔になりました。レースでも騎手の言うことを聞いてくれていると思います」と振り返る。

母は現在、静内の神垣道弘牧場に移動しているが、今も元気で居るという。「1歳の男の子(父カリズマティック)は浦河で育成中です。今年は、シンボリクリスエスの仔が産まれ、もう離乳しました。なかなか良い馬で、調教師の先生方も褒めてくれています。」と本馬の活躍に兄弟の期待も膨らむ。

馬主さんの来訪に忙しい鎌田社長に代わり、スタッフの藤沢さんが牧場内を案内してくれた。彼女は4年前に栃木から来たそうで、乗馬から馬が好きになって同牧場に夢を託したという。名門の風格を持つ整備された牧場の当歳馬の放牧地を案内してくれながら「朝、部屋の窓を開けると、馬が見えて楽しいですよ。あの仔(本馬)は私も世話をさせていただいたので嬉しいです」と笑顔を見せる。今、婚約者がいて、将来一緒に牧場を持ちたいという。馬産地にとってはとても嬉しい話。是非、頑張ってもらいたい。新潟2歳S(GIII)は、1番人気ショウナンタキオン(父アグネスタキオン、田中勝春騎乗)が出遅れをものともせず、直線だけで後続に5馬身差をつけて圧勝。デビュー2戦目で重賞初Vを飾った。

競走馬のふるさと案内所 モバイル

ケータイ版
ふるさと案内所
QRコードで
簡単アクセスhttp://uma-furusato.com/m/