重賞ウィナーレポート

2004年11月07日 AR共和国杯 G2

2004年11月07日 東京競馬場 晴 良 芝 2500m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:レニングラード

プロフィール

生年月日
1999年04月29日 05歳
性別/毛色
牡/栗毛
戦績
国内:12戦4勝
総収得賞金
144,940,000円
トニービン(IRE)
母 (母父)
ブリリアントベリー  by  ノーザンテースト(CAN)
馬主
近藤 英子
生産者
ノーザンファーム (早来)
調教師
音無 秀孝
騎手
横山 典弘
【取材先:レニングラード号の生産者、ノーザンファーム(事務局)】


――重賞初勝利、おめでとうございます。荒れるハンデ戦、2番人気での勝利でした。

 ありがとうございます。ハンデ戦でしたが、東京コースということもあって、「自分の競馬が出来れば、何とかなるかなあ・・・」という気持ちで観ていました。


――レース前にパドックなどをご覧になられての感想は如何でしたか?

 特に具合も変わらず順調だったようです。あまり競馬を使われていないという事もありますし、このレースに向けての体調としてはベストだったのではないでしょうか。


――牧場時代でのこの馬に対する評価。また、何かエピソードなどありましたらお聞かせ下さい?(生産時・育成時等)

 そうですね、重賞を勝てるだけの雰囲気はありましたね。体型的にもトニービンの産駒の割にはいくらか違う風に感じる馬でした。


――母、ブリリアントベリーはどんな母親ですか?

 ノーザンテーストの繁殖らしく、現役時代はシャープなつくりの馬でした。今もあまり大きな体型ではありませんね。中から小の間くらいですが、仔出しがいい馬ですよ。


――祖母クラフティワイフはノーザンテーストとの相性が抜群で多くの活躍馬を産み出した名牝です。母の産駒も現役馬ニューベリやカンパニーなど、それぞれ違う父の仔で活躍中ですね?

 馬主さんの馬でもあるので、色々な配合は馬主さんがお決めになってきたという経緯があります。その中でも特にトニービンとの相性が良かったのでしょう。


――今年の当歳馬はどんな仔ですか?

 フサイチコンルドの牝馬です。(鹿毛・3/9生)非常にいい馬ですよ。


――5歳馬ですが実はこれがまだ12戦目ですね。これから本格化といったところでしょうか?

 オーナーが凄くローテーションを大事にされていますので、様子を見ながら使ってきたというのが今回も実ったのではないでしょうか。そうですね、一年以上も休んだことのある馬ですし、まだまだこれから競馬に挑んで若い馬達と混じっていいレースが出来るのでは期待しています。次走はジャパンカップへ出走を予定していると今日の新聞で報道されました。


――ご協力ありがとうございました。今後益々のご活躍をお祈り致します。 第42回アルゼンチン共和国杯(GII)は、単勝2番人気のレニングラードが後方待機策から抜群の瞬発力を発揮して完勝、念願の重賞初制覇を果たした。