重賞ウイナーレポート

2020年01月13日 フェアリーS G3

2020年01月13日 中山競馬場 晴 良 芝 1600m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:スマイルカナ

プロフィール

生年月日
2017年03月22日 03歳
性別/毛色
牝/芦毛
戦績
国内:4戦3勝
総収得賞金
52,812,000円
ディープインパクト
母 (母父)
エーシンクールディ(USA) by Distorted Humor(USA)
馬主
岡田 繁幸
生産者
木田牧場 (三石)
調教師
高橋 祥泰
騎手
柴田 大知
  • スマイルカナの母エーシンクールディ
    スマイルカナの母エーシンクールディ
  • エーシンクールディ
    エーシンクールディ
  • スマイルカナの半妹(牝1歳、父エピファネイア)
    スマイルカナの半妹(牝1歳、父エピファネイア)
  • お祝いの品々
    お祝いの品々
  • 木田牧場看板
    木田牧場看板

 桜花賞(G1)を目指す3歳牝馬による「第36回フェアリーS(G3)」は、最内枠を引いた新ひだか町の木田牧場生産で3番人気スマイルカナが好スタートから、最後まで後続に影をも踏ませぬ逃げ切り勝ち。初めての重賞挑戦で重賞ウイナーの仲間入りを果たし、通算成績を4戦3勝とした。生産者の木田牧場は2018年中山牝馬S(G3)(勝馬カワキタエンカ)以来の重賞勝利となり、鞍上の柴田大知騎手にとっては2018年カペラS(G3)(勝馬コパノキッキング)以来の重賞勝利で通算14勝目。父ディープインパクトにとってはJRA通算219勝目の重賞タイトルとなった。

 生産者の木田圭介さんは「今回のレースでも馬体重420kgだったように、生まれたときからほかの馬に比べると大きな馬ではありませんでした。いろいろ工夫はしたのですが、やはり持って生まれたものなので大きくはなりませんでした。それでも、比較的小柄な馬が多いディープインパクト産駒で、健康、丈夫な馬でしたから活躍を期待していました」と牧場時代のことを思い出しながら「枠順を見たときから逃げるのだろうなと思っていましたが、最高のスタートからピタリと折り合い、そして最後まで本当によく頑張ってくれました。最後、坂を上がってから後続を突き放したあたりで勝利を確信しました」とレースをふりかえり「前走のひいらぎ賞での勝利で大きく弾みがついたのかもしれませんが、あの小さな馬体で良く頑張ってくれているなと頼もしい限りです。陣営の努力や思いが伝わってくるようなレースでした」と感謝の言葉を続け「(生産馬の)エイシンヒカリやカワキタエンカ、エイシンティンクルもそうでしたが、どうも当牧場は逃げ馬と縁があるようですね」と笑顔となった。

 母のエーシンクールディはエイシンヒカリの半姉。JRAからデビューし重賞の根岸S(G3)でも4着となるなど活躍したが、5歳夏に笠松競馬へ移籍。8つの重賞タイトルを獲得するなど活躍し、ラストランとなった2012年の笠松グランプリでは早めに先頭にたって逃げ込みを図るラブミーチャンをゴール前で差し切って同レース連覇を達成している。

 「性格は普段はおとなしい馬なのですが、自分が嫌なことに対してはとてもテンションが高くなってしまうところがあります。スマイルカナの1歳年上にはディープブリランテの牡馬がいるのですが。父に似て体型の良い馬でしたので、ディープインパクトとの配合は楽しみにしていました。明け2歳にはモーリスの牡馬が、明け1歳にはエピファネイアの牝馬が生まれていて、2頭とも順調です」と期待に胸を膨らませ「これからも、私たちを信頼して大切な馬を預けてくださるオーナーの気持ちに応えられるようにできる事を一生懸命やる、一頭一頭を大切に育てることを積み重ねていくだけです」と気持ちを引き締めた。