2015年12月19日 ターコイズS(重賞)
優勝馬:シングウィズジョイ
プロフィール
- 生年月日
- 2012年02月25日 03歳
- 性別/毛色
- 牝/青鹿毛
- 戦績
- 国内:16戦4勝
- 総収得賞金
- 150,363,000円
- 母 (母父)
- シングライクバード by シンボリクリスエス(USA)
- 馬主
- (有)社台レースホー
- 生産者
- 社台ファーム (千歳)
- 調教師
- 友道 康夫
- 騎手
- 戸崎 圭太
フローラS(G2)を勝った後は二桁着順が続いていたシングウィズジョイ。このターコイズSでも11番人気までに評価を落としていたが、そのフローラS(G2)を彷彿とさせるかのように、果敢な先行を見せると、直線で抜けだして重賞2勝目をあげた。
「秋華賞(G1)の後はこちら(社台ファームグリーンウッド)で調整していました。フローラS(G2)を勝ってからは、思うような結果を残せてはいませんでしたが、この中間はダメージもなく、また馬も状態の良さを証明するかのように光って見えたので、自信を持って厩舎へと送り出すことができました」とは、社台ファームグリーンウッド・トレーニングの伊勢哲男さん。しかし、3枠5番からスムーズに先手を奪ったフローラS(G2)とは違って、ターコイズSは8枠16番からの出走。この辺も人気を落とした要因かと思われるが、それでもスムーズに先手を奪うと、1000m通過61秒1と言う落ち着いたペースでも折り合いを欠くことは無かった。
「中山競馬場のマイル戦、しかも大外枠からの発走で不安はあったものの、さすがは戸崎騎手ですね。今回は全てが上手くハマった感じですが、状態も良く出走させてくださった、友道厩舎のスタッフの皆さんの尽力があってこその勝利だと思います」と伊勢さんは厩舎スタッフと戸崎騎手に感謝の言葉を届ける。
レースの後は社台ファームグリーンウッド・トレーニングに戻ってきたシングウィズジョイは、次走に中山牝馬S(G3)を予定。伊勢さんやスタッフの元、元気に乗り込みを続けている。
「レース後の短期放牧は、この馬にとって大事なルーティンとなっており、現在もこちらで調整中です。次走も決まっていますし、それまでしっかり作っていきたいと思います」(伊勢さん)
次走は前走のように二桁人気ということは無いはず。社台ファームグリーンウッド・トレーニングでのルーティンをバッチリ決めた次走もまた、先頭でゴールを決めてくれるはずだ。