2014年06月29日 宝塚記念 G1
優勝馬:ゴールドシップ
プロフィール
- 生年月日
- 2009年03月06日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/芦毛
- 戦績
- 国内:19戦11勝
- 総収得賞金
- 1,397,767,000円
- 馬主
- 小林 英一
- 生産者
- 出口牧場 (門別)
- 調教師
- 須貝 尚介
- 騎手
- 横山 典弘
ファン投票1~3位が揃って出走してきた春のグランプリ「第55回宝塚記念(G1)」はファン投票1位で1番人気のゴールドシップが先行策から抜け出して2分13秒9(良)で優勝。通算成績を19戦11勝として、55回の歴史の中で初の連覇となった。
同馬を生産した出口牧場(日高町)では、社長の俊一さんが競馬場に応援へ行き、実弟の悟さんが牧場テレビでの応援となった。
レース終了後には、恒例となった牧場優勝祝賀会。三輪茂日高町町長はじめ関係者が集まって史上初の偉業をたたえた。
牧場仕事を終えたばかりの悟さんは集まった人たちを前に「ファン投票1位ということは、1番多くのファンに応援してもらったということ。誇らしいし、その期待に応えてくれて、嬉しいという気持ちと同時にほっとしています」と笑顔でレースをふりかえり「今日は、本馬場入場のときから元気だと思いました。無理せずに好位まであがっていけたのは、万全の状態に仕上げてくれた厩舎関係者のおかげだと思いますし、結果的に前残りの競馬になったので横山騎手の判断にも感謝です。生産牧場の一員として、自分たちの馬に手をかけてもらってこんなに嬉しいことはありません」と感謝の言葉を続けた。
駆けつけた三輪町長も「エンジンの違いを見せつけるような勝ち方に鳥肌が立ちました。日高管内の馬が活躍してくれるのは嬉しい限り」と喜んだ。
この勝利でゴールドシップの獲得賞金は1,101,677,000円となり、芦毛の馬としてはメジロマックイーンを抜いて歴代トップに。また、G1レースも5勝目となってメジロマックイーン、オグリキャップの4勝を抜いて歴代1位に、名実ともにナンバーワン芦毛馬となり、今後の動向が気になるところだ。
16歳になった母ポイントフラッグは、今年も3月28日にステイゴールドの牝馬を出産。「牝馬ですけど、馬格にも恵まれ、しっかりした馬に生まれました。」と再来年以降の活躍に期待。そして、今年も同じステイゴールドの子を受胎している。こちらも無事であれば、来年の3月下旬にはゴールドシップの全弟妹が生まれる予定だ。