2012年08月05日 小倉記念 G3
優勝馬:エクスペディション
プロフィール
- 生年月日
- 2007年05月17日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/栗毛
- 戦績
- 国内:16戦6勝
- 総収得賞金
- 165,294,000円
- 父
- ステイゴールド
- 母 (母父)
- ビーモル(USA) by Lyphard(USA)
- 馬主
- (有) 社台レースホース
- 生産者
- (有)社台コーポレーション白老ファーム (白老)
- 調教師
- 石坂 正
- 騎手
- 浜中 俊
5度目の挑戦で射止めた重賞ウイナーの座。その晴れ舞台となったのは、ここまで4勝を上げていた、大得意の小倉競馬場だった。
「半兄のツルマルヨカニセも北九州記念(G3)で2着、小倉記念(G3)でも3着に入っていますし、兄弟揃って小倉は得意なのかもしれませんね。あと、暑くなるこの時期が合っているというのも、兄弟でよく似ているなあと思います」と白老ファーム繁殖主任の石垣節雄さん。その小倉での連勝を含む3連勝を上げた時には、石垣さんも重賞ウイナーとすぐになれるのではとの勢いを感じていただけに、ここまでの足踏みにはもどかしい思いも感じていたという。
「これまでのレースは、最後の直線を迎える辺りでいい位置に付けながらも、そこから伸びあぐねるレースが続いていました。でも、今回はあっという間に後続を置き去りにしてくれました。時計も速かったですし、満点の内容だったと言えるのではないのでしょうか」(石垣さん)
また、石垣さんはいい状態でレースへと導いてくれた石坂調教師、そして鞍上を務めた浜中騎手への感謝も口にする。実はこの2人もまた、昨年の小倉記念(G3)を制しているように、この舞台には非常に縁のあるコンビ。そこに小倉が得意のエクスペディションが加わったとなれば、それだけで勝利は盤石だったと言えるのかもしれない。
「今後も小倉では自分の力を発揮するレースを見せてくれると思いますが(笑)、この勝利をきっかけとして、まだ大きなタイトルも狙える馬にもなってくれると思います。今後はサマー2000シリーズが目標になりますが、秋競馬も楽しませてくれそうです」(石垣さん)