2009年12月26日 R-NIKKEI杯2歳S Jpn3
優勝馬:ヴィクトワールピサ
プロフィール
- 生年月日
- 2007年03月31日 02歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:4戦3勝
- 総収得賞金
- 595,954,000円
- 父
- ネオユニヴァース
- 母 (母父)
- ホワイトウォーターアフェア(GB) by Machiavellian(USA)
- 馬主
- 市川 義美
- 生産者
- 社台ファーム (千歳)
- 調教師
- 角居 勝彦
- 騎手
- 武 豊
社台ファームの生産した二冠馬ネオユニヴァース。これまでにも皐月賞馬のアンライバルトやダービー馬のロジユニヴァースを送り出してきたが、ついに自らの生まれ故郷から、来年のクラシック制覇を期待させる逸材が誕生した。
「着差は僅かでしたが、きっちりと捕らえる勝負強さに、スケールの大きさを感じます。お世話になっている市川義美オーナーにも喜んでいただけて、社台ファームと山元トレーニングセンターのスタッフ一同嬉しく思っております」とは社台ファームの長浜卓也氏。半兄には安田記念(G1)を制したアサクサデンエンの名前もある血統馬として、産まれながらに注目を集めていたヴィクトワールピサだったが、生まれた頃から外見的評価も高い一頭だった。
「自信を持っていいと言える馬でしたが、その自身が確信に変わったのは1歳の春先です。冬毛が抜けてからの良化度合いは素晴らしく、日々の成長が目に見えて感じられたほどでした」(長浜氏)
本格的な育成調教に入ってからも集団調教で目につく動きを見せており、他の馬と比べると柔軟さだけでなく、力強さも感じられるようになっていた。
「無事に進めていけば、必ず結果が出ると思える素質を兼ね備えていました。将来性が見込めるからこそ速い時計は出さず、ひたすら基礎鍛錬を繰り返して鍛えていきました」(長浜氏)
デビュー戦こそ2着に敗れてはいるが、そこからの3連勝で重賞制覇というのは、社台ファームで培った体力と精神力が生かされた結果とも言える。しかもクラシックに一番近い2歳重賞と言われているこのレースを勝利したことは、ヴィクトワールピサの今後を占う意味でも、非常に勝ちのある勝利となった。
「レース直後に山元トレーニングセンターへと移動しており、今後は調整放牧を経てから、クラシックのトライアルレース参戦を予定しています。先日、山元トレーニングセンターのスタッフから連絡が来たのですが、ここでも元気に過ごしている、との報告をもらっています」(長浜氏)
父ネオユニヴァースはきさらぎ賞(G3)、スプリングS(G2)を連勝して、皐月賞(G1)と日本ダービー(G1)を制覇。ヴィクトワールピサが今後、どんなローテーションを選ぶのかはまだ分からないが、トライアルにおいて父を彷彿させるようなレースを見せてくれた暁には、父と同じクラシックタイトルも視野に入ってきそうだ。
「着差は僅かでしたが、きっちりと捕らえる勝負強さに、スケールの大きさを感じます。お世話になっている市川義美オーナーにも喜んでいただけて、社台ファームと山元トレーニングセンターのスタッフ一同嬉しく思っております」とは社台ファームの長浜卓也氏。半兄には安田記念(G1)を制したアサクサデンエンの名前もある血統馬として、産まれながらに注目を集めていたヴィクトワールピサだったが、生まれた頃から外見的評価も高い一頭だった。
「自信を持っていいと言える馬でしたが、その自身が確信に変わったのは1歳の春先です。冬毛が抜けてからの良化度合いは素晴らしく、日々の成長が目に見えて感じられたほどでした」(長浜氏)
本格的な育成調教に入ってからも集団調教で目につく動きを見せており、他の馬と比べると柔軟さだけでなく、力強さも感じられるようになっていた。
「無事に進めていけば、必ず結果が出ると思える素質を兼ね備えていました。将来性が見込めるからこそ速い時計は出さず、ひたすら基礎鍛錬を繰り返して鍛えていきました」(長浜氏)
デビュー戦こそ2着に敗れてはいるが、そこからの3連勝で重賞制覇というのは、社台ファームで培った体力と精神力が生かされた結果とも言える。しかもクラシックに一番近い2歳重賞と言われているこのレースを勝利したことは、ヴィクトワールピサの今後を占う意味でも、非常に勝ちのある勝利となった。
「レース直後に山元トレーニングセンターへと移動しており、今後は調整放牧を経てから、クラシックのトライアルレース参戦を予定しています。先日、山元トレーニングセンターのスタッフから連絡が来たのですが、ここでも元気に過ごしている、との報告をもらっています」(長浜氏)
父ネオユニヴァースはきさらぎ賞(G3)、スプリングS(G2)を連勝して、皐月賞(G1)と日本ダービー(G1)を制覇。ヴィクトワールピサが今後、どんなローテーションを選ぶのかはまだ分からないが、トライアルにおいて父を彷彿させるようなレースを見せてくれた暁には、父と同じクラシックタイトルも視野に入ってきそうだ。