2008年02月02日 東京新聞杯 G3
優勝馬:ローレルゲレイロ
プロフィール
- 生年月日
- 2004年05月03日 04歳
- 性別/毛色
- 牡/青鹿毛
- 戦績
- 国内:15戦2勝
- 総収得賞金
- 482,480,000円
- 父
- キングヘイロー
- 母 (母父)
- ビッグテンビー by テンビー(GB)
- 馬主
- (株) ローレルレーシング
- 生産者
- 村田牧場 (新冠)
- 調教師
- 昆 貢
- 騎手
- 藤田 伸二
デビュー戦を快勝して、期待されながらも朝日杯FS G12着、NHKマイルC Jpn1の他にG2,G3,Jpn3を2着と惜敗を続けてきた愛馬のようやくの重賞優勝に、生産者の村田繁實社長(村田牧場)も胸を撫で下ろしていた。
同牧場は、新冠町高江の通称サラブレッド銀座の古くからある牧場地帯にあり、同地区に育成分場、大富地区に繁殖分場をもち22頭の繁殖牝馬を飼養している。繁實社長は3代目になるが、牧場経営の傍らHBA日高軽種馬農協の代表監事を勤め、優駿スタリオンステーションの経営に携わるなど馬産界に活躍している。
同牧場では、15年前に重賞馬ユキノビジン(クイーンS)を出しており、2年前には南関東で牝馬三冠となり2006年NAR3歳最優秀馬・NAR最優秀牝馬となった地方馬チャームアスリープ(父ティンバーカントリー)も生産している。
高江の同牧場事務所で村田社長は「本当にようやくという気持ちですよ。何度と無く、競馬場まで応援に行っていましたが、今回は息子(洋幸さん)に行って貰いました。2週続けて良いタイムで走っていたので期待はしましたが、強いメンバーの中で良く勝ってくれましたね。前走から逃げるレースをしていますが、今回は3コーナーで後方の馬に抜かれてもぺースを崩さずに自分の競馬をしてくれました。力もついたのでしょうが精神的に成長もしたのでしょう。昆調教師や藤田騎手が、気性の激しい仔を良く育ててくれました。」と嬉しそう。重賞初制覇に関係者の胸のつかえの降りた様子が伺える。
本馬の母ビッグテンビーも同牧場産で、中央1勝をあげた後に繁殖入りしているが、母もなかなかのスピード馬だったようだ。母の父はテンビー(母の父の父Caerleon)で優駿スタリオンステーション所縁の種牡馬。父キングヘイロー(父の父ダンシングブレーヴ)は新冠の協和牧場産で、現在は同スタリオンの供用馬でもあり新冠町に所縁の強い環境の中で本馬は誕生している。
本馬は1番仔で、半弟に現役3歳のカシノネロ(父メイショウドトウ、中央1勝)とデビューに向け育成・調教中の2歳(父メジロライアン)がいる。
明け1歳馬には、父ムーンバラッドの牝馬がいて、将来は牝系の後継馬として期待される。今年は3月に全兄弟が誕生の予定で楽しみも大きい。
帰り際に本場から車で5分ほど山側に入った大富地区の繁殖分場に母ビッグテンビーを尋ねた。父テンビーの馬格が良く出ているというあまり大きくないがしっかりとした馬体を見せている。
「気性の激しい母親です。本馬もその気性を引き継ぎましたけれど、競馬で良いほうにつながっているのでしょう。日本の地に合う血統として結果を出してくれたのですから、これからも頑張ってひとつでも勝ってもらいたいですね。」と村田社長の期待も膨らむ。
同牧場は、新冠町高江の通称サラブレッド銀座の古くからある牧場地帯にあり、同地区に育成分場、大富地区に繁殖分場をもち22頭の繁殖牝馬を飼養している。繁實社長は3代目になるが、牧場経営の傍らHBA日高軽種馬農協の代表監事を勤め、優駿スタリオンステーションの経営に携わるなど馬産界に活躍している。
同牧場では、15年前に重賞馬ユキノビジン(クイーンS)を出しており、2年前には南関東で牝馬三冠となり2006年NAR3歳最優秀馬・NAR最優秀牝馬となった地方馬チャームアスリープ(父ティンバーカントリー)も生産している。
高江の同牧場事務所で村田社長は「本当にようやくという気持ちですよ。何度と無く、競馬場まで応援に行っていましたが、今回は息子(洋幸さん)に行って貰いました。2週続けて良いタイムで走っていたので期待はしましたが、強いメンバーの中で良く勝ってくれましたね。前走から逃げるレースをしていますが、今回は3コーナーで後方の馬に抜かれてもぺースを崩さずに自分の競馬をしてくれました。力もついたのでしょうが精神的に成長もしたのでしょう。昆調教師や藤田騎手が、気性の激しい仔を良く育ててくれました。」と嬉しそう。重賞初制覇に関係者の胸のつかえの降りた様子が伺える。
本馬の母ビッグテンビーも同牧場産で、中央1勝をあげた後に繁殖入りしているが、母もなかなかのスピード馬だったようだ。母の父はテンビー(母の父の父Caerleon)で優駿スタリオンステーション所縁の種牡馬。父キングヘイロー(父の父ダンシングブレーヴ)は新冠の協和牧場産で、現在は同スタリオンの供用馬でもあり新冠町に所縁の強い環境の中で本馬は誕生している。
本馬は1番仔で、半弟に現役3歳のカシノネロ(父メイショウドトウ、中央1勝)とデビューに向け育成・調教中の2歳(父メジロライアン)がいる。
明け1歳馬には、父ムーンバラッドの牝馬がいて、将来は牝系の後継馬として期待される。今年は3月に全兄弟が誕生の予定で楽しみも大きい。
帰り際に本場から車で5分ほど山側に入った大富地区の繁殖分場に母ビッグテンビーを尋ねた。父テンビーの馬格が良く出ているというあまり大きくないがしっかりとした馬体を見せている。
「気性の激しい母親です。本馬もその気性を引き継ぎましたけれど、競馬で良いほうにつながっているのでしょう。日本の地に合う血統として結果を出してくれたのですから、これからも頑張ってひとつでも勝ってもらいたいですね。」と村田社長の期待も膨らむ。