2009年08月09日 関屋記念 G3
優勝馬:スマイルジャック
プロフィール
- 生年月日
- 2005年03月08日 04歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:17戦3勝
- 総収得賞金
- 385,483,000円
- 父
- タニノギムレット
- 母 (母父)
- シーセモア by サンデーサイレンス(USA)
- 馬主
- 齊藤 四方司
- 生産者
- 上水牧場 (鵡川)
- 調教師
- 小桧山 悟
- 騎手
- 三浦 皇成
夏の名物重賞、関屋記念(G3)はスマイルジャックが見事な差し切り勝ちを決めた。生産は鵡川町の上水牧場。2002年のスプリンターズステークス(G1)、2003年の高松宮記念(G1)などを制したビリーヴを生産した牧場だ。最近ではスノークラッシャーが古馬中長距離路線で活躍中。繁殖牝馬は20頭、スタッフ7名、パート5名。立ち並ぶ厩舎は4棟に及ぶ。
現地、新潟競馬場で観戦した上水牧場の上水明さんは、
「絶好の状態で迎えた前走(安田記念)をかなり期待していたのですが、直線でつまずく不利があり、残念な結果になりましたからね。今回は道中折り合いがついて不利のない競馬ができれば、好結果を出せると思っていました。新潟競馬場の広いコースも競馬がしやすいと思いましたし、力はある馬ですからね。直線に向いた時は“前が塞がらないように”と願っていました。1着でゴールインできた時はほっとしました。スタッフも馬券を買って応援していたようです。一同とても喜んでいます」と、笑顔で心境を語った。
本馬の出走するレースには、忙しい合間を縫って度々応援に駆け付けているそうで、
「以前はチャカチャカしてうるさかった馬が、パドックでもだいぶ落ち着いてきましたね。精神面の成長が大きいですし、馬が完成されてきたようですね」と、本馬の成長ぶりに感心のご様子。
昨年はスプリングステークス(Jpn2)を優勝し、日本ダービー(Jpn1)で2着。菊花賞(Jpn1)では3番人気の支持を受けるなど、牡馬クラシック戦線を沸かせた。古馬となり今年こそは、G1制覇に手をかけたいところだ。
「ビリーヴがG1戦線で活躍してくれて、その後に続く生産馬としてスマイルジャックが出てきてくれたことは本当に大きいです。スマイルジャックは牧場にとっての財産ですよ」と、上水さんは嬉しそうに話す。
本馬の牧場時代の印象を伺うと、
「均整のとれたきれいな馬でした。」と上水さんは振り返る。母シーセモアは現役時代1勝に終わったが、初仔のティンバーランドが道営の重賞、フロイラインカップ(H3)を優勝。2番仔に本馬を輩出し、母馬としては見事な成績を残している。
母シーセモアについて上水さんは、「元気な馬です。苦手だった注射も慣れてきましたね。時々手入れしている時にガブッとかじったりしますけど、こちらにいる他のサンデー肌の馬に比べると大人しい馬です」と、紹介。
1歳にはスマイルジャックの全弟がおり、こちらは昨年のセレクトセールに上場されて4,500万円で落札された。今年は全妹となる当歳が誕生し、「当歳は我が強いタイプですね。スマイルジャックの当歳時に似ています」と、上水さん。
今年、シーセモアはタニノギムレットを無事受胎したそうだ。また、ティンバーランドも繁殖牝馬として同牧場へ里帰りし、同じく、タニノギムレットを無事受胎。今後も牧場期待の血脈が繁栄していきそうだ。
待望の重賞2勝目を飾ったスマイルジャック。秋のG1戦線でも注目が集まることだろう。上水さんは、「大きいところを狙って欲しいですね。スマイルジャックに関わったみんなが“この馬はG1級の馬だ”と信じています。と、希望を託している。目指すはG1、今後の更なる飛躍を期待したい。
現地、新潟競馬場で観戦した上水牧場の上水明さんは、
「絶好の状態で迎えた前走(安田記念)をかなり期待していたのですが、直線でつまずく不利があり、残念な結果になりましたからね。今回は道中折り合いがついて不利のない競馬ができれば、好結果を出せると思っていました。新潟競馬場の広いコースも競馬がしやすいと思いましたし、力はある馬ですからね。直線に向いた時は“前が塞がらないように”と願っていました。1着でゴールインできた時はほっとしました。スタッフも馬券を買って応援していたようです。一同とても喜んでいます」と、笑顔で心境を語った。
本馬の出走するレースには、忙しい合間を縫って度々応援に駆け付けているそうで、
「以前はチャカチャカしてうるさかった馬が、パドックでもだいぶ落ち着いてきましたね。精神面の成長が大きいですし、馬が完成されてきたようですね」と、本馬の成長ぶりに感心のご様子。
昨年はスプリングステークス(Jpn2)を優勝し、日本ダービー(Jpn1)で2着。菊花賞(Jpn1)では3番人気の支持を受けるなど、牡馬クラシック戦線を沸かせた。古馬となり今年こそは、G1制覇に手をかけたいところだ。
「ビリーヴがG1戦線で活躍してくれて、その後に続く生産馬としてスマイルジャックが出てきてくれたことは本当に大きいです。スマイルジャックは牧場にとっての財産ですよ」と、上水さんは嬉しそうに話す。
本馬の牧場時代の印象を伺うと、
「均整のとれたきれいな馬でした。」と上水さんは振り返る。母シーセモアは現役時代1勝に終わったが、初仔のティンバーランドが道営の重賞、フロイラインカップ(H3)を優勝。2番仔に本馬を輩出し、母馬としては見事な成績を残している。
母シーセモアについて上水さんは、「元気な馬です。苦手だった注射も慣れてきましたね。時々手入れしている時にガブッとかじったりしますけど、こちらにいる他のサンデー肌の馬に比べると大人しい馬です」と、紹介。
1歳にはスマイルジャックの全弟がおり、こちらは昨年のセレクトセールに上場されて4,500万円で落札された。今年は全妹となる当歳が誕生し、「当歳は我が強いタイプですね。スマイルジャックの当歳時に似ています」と、上水さん。
今年、シーセモアはタニノギムレットを無事受胎したそうだ。また、ティンバーランドも繁殖牝馬として同牧場へ里帰りし、同じく、タニノギムレットを無事受胎。今後も牧場期待の血脈が繁栄していきそうだ。
待望の重賞2勝目を飾ったスマイルジャック。秋のG1戦線でも注目が集まることだろう。上水さんは、「大きいところを狙って欲しいですね。スマイルジャックに関わったみんなが“この馬はG1級の馬だ”と信じています。と、希望を託している。目指すはG1、今後の更なる飛躍を期待したい。