重賞ウィナーレポート

2009年04月05日 産経大阪杯 G2

2009年04月05日 阪神競馬場 晴 良 芝 2000m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ドリームジャーニー

プロフィール

生年月日
2004年02月24日 05歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:19戦7勝
総収得賞金
847,973,000円
馬主
(有) サンデーレーシング
生産者
(有)社台コーポレーション白老ファーム (白老)
調教師
池江 泰寿
騎手
池添 謙一
 GⅠ馬6頭と豪華なメンバーが揃った今年の大阪杯。レースの格がGⅡでも、レースの内容はGⅠと呼ぶに相応しい好レースを制したのは、2006年の朝日杯FSの勝ち馬であるドリームジャーニーだった。

 「出走メンバーも揃っていましたし、何せ昨年のダービー馬に先着しましたからね。凄い馬だと思います」

 とは白老ファームの橋本裕充場長。ドリームジャーニーとしてはこれが重賞5勝目となるが、その中でも最も爽快なレースだった、とも話す。

 それにしても2歳でGⅠを勝ち、その後も毎年のように重賞を勝利。成長力だけでなく、コンスタントに競馬に使われながらこれだけの成績を残していることは、成績以上に評価されるべきではないだろうか。

 「本当に凄いですし、立派な馬ですよね。怪我知らずで、体質も強いところは父のステイゴールドが出たのかと思いますが、父よりも先に重賞を勝っていますし、既に現役時の父よりも重賞を勝っていますからね(笑)」

 と橋本場長。ちなみに母のオリエンタルアートは、ディープインパクトの産駒を受胎しており、もう少しで出産予定。弟となるか妹となるかは分からないが、その時には「GⅠ2勝馬」の弟か妹となっている可能性もある。

 ちなみに現2歳馬(オリエンタルアートの07、牡、父ネオユニヴァース)は、兄と同じくノーザンファーム空港牧場で育成中。順調に調教を積まれており、何よりも元気な姿が目立っているという。

 「確かに元気過ぎるほど元気みたいですね」

 と橋本場長は苦笑いを浮かべる。まだ先の話となりそうだが、兄弟対決が待ち遠しい。