重賞ウィナーレポート

2008年09月15日 朝日ChC G3

2008年09月15日 阪神競馬場 小雨 良 芝 2000m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ドリームジャーニー

プロフィール

生年月日
2004年02月24日 04歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:14戦6勝
総収得賞金
847,973,000円
馬主
(有) サンデーレーシング
生産者
(有)社台コーポレーション白老ファーム (白老)
調教師
池江 泰寿
騎手
池添 謙一
 「人気を集めていましたが、自分も勝つと信じてレースを見ることができました」
 と白老ファームの石垣節雄繁殖主任の言葉もスムーズにさせたドリームジャーニーの勝ちっぷり。先行馬有利の流れとなる中を後方からレースを進めると、出走メンバー最速となる上がり3ハロン34秒2の豪脚でまとめて交わしきった。
 「まくってそのまま押し切るという強いレースをしてくれました。小倉記念のレースぶりからしても、ここにきて本格化を迎えたと見るべきかもしれません」(石垣繁殖主任)
 
 2歳時には朝日杯FSでの勝利もあるドリームジャーニーだが、父ステイゴールド、そして母父メジロマックイーン共に古馬となってから真の強さを発揮した馬でもある。
 完成度、もしくは競走馬としての絶対能力が勝負を決めると言われている朝日杯FSだが、ドリームジャーニーはこのレースをまさに絶対能力で勝利した馬。となると、その絶対能力がコンスタントに発揮できるようになった今は、芝の古馬戦線で敵無しの存在となった印象も受ける。
 「白老ファームにとってG1レースとなると、ドリームジャーニーの勝った朝日杯FS以来となるだけに、またドリームジャーニーにG1タイトルを取ってもらいたいですね」と石垣繁殖主任。
 
 次走は天皇賞・秋が予定されているが、ここで文句なしの勝ちっぷりを見せるようだと、そのまま秋のG1連勝が始まる可能性もありそうだ。