2009年05月31日 日本ダービー Jpn1
優勝馬:ロジユニヴァース
プロフィール
- 生年月日
- 2006年03月11日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:6戦5勝
- 総収得賞金
- 343,323,000円
- 父
- ネオユニヴァース
- 母 (母父)
- アコースティクス by Cape Cross(IRE)
- 馬主
- 久米田 正明
- 生産者
- ノーザンファーム (早来)
- 調教師
- 萩原 清
- 騎手
- 横山 典弘
レース前からスコールのような雨が降りしきり、40年ぶりに不良馬場の中で行われた今年の日本ダービー。
最も運の強い馬が制するとも言われるこのレースだが、むしろ馬場が渋ったことで運を失った馬も多くいた。
ゴール前ではどの馬が来てもおかしくないような大激戦となったが、インコースから力強く伸びて先頭を駆け抜けたのは、皐月賞では一番人気に支持されたロジユニヴァースだった。
「ああいった馬場となると底力のある馬が有利となりますが、ロジユニヴァースはそれに加えて先行力もありますし、レース前から期待をして見ていました」
とはノーザンファームの中尾義信さん。ノーザンファームでは一番人気に支持された皐月賞馬のアンライバルドを始め6頭の生産馬を送り出していたが、どの馬も人気になる中で、ロジユニヴァースが2番人気の支持を集めていたことに感動を覚えたという。
「新聞の印では決してここまで高い人気を集めるような印は付いていませんでした。それでも皐月賞のレースぶりが本来のロジユニヴァースの姿では無いと信じて、応援してくれていたファンの方々に改めてお礼を言いたいですね」(中尾さん)
ダービージョッキーとなったレース後の横山典弘騎手が発した「馬に申し訳ない」というコメントにも現れていたように、誰もが皐月賞の一戦だけでロジユニヴァースの力を見誤っていたのかもしれない。それだけにこの勝利は底知れぬ力をかいま見せたレースだったとも言える。
「皐月賞時から立て直してのレースという、決して万全な状態では無かったのにも関わらず、あれだけのレースを見せてくれたことからしても、相当な能力を秘めている馬だと思います。これからどんな馬になってくれるのかも楽しみです」
と中尾さんはダービー馬となったロジユニヴァースに対してエールを送る。そのエールはまた、このダービーに出走した6頭の生産馬に向けても送られた。
「この馬場で力こそ出し切れなかったにしろ、このレースに出走していた馬たちはこれからの活躍が楽しみです。秋にはまた大きなレースもありますし、古馬となってから完成を迎える馬もいるかと思いますで、次の対決でどのような結果が出ているのかにも興味が持てますね」(中尾さん)
記録だけでなく、実際にレースを見ていたファンの記憶にも残った感のある今年の日本ダービー馬ロジユニヴァースであるが、これからも同じ牧場のライバルたちと共に、記録にも、記憶にも残るレースを繰り広げてくれることだろう。
最も運の強い馬が制するとも言われるこのレースだが、むしろ馬場が渋ったことで運を失った馬も多くいた。
ゴール前ではどの馬が来てもおかしくないような大激戦となったが、インコースから力強く伸びて先頭を駆け抜けたのは、皐月賞では一番人気に支持されたロジユニヴァースだった。
「ああいった馬場となると底力のある馬が有利となりますが、ロジユニヴァースはそれに加えて先行力もありますし、レース前から期待をして見ていました」
とはノーザンファームの中尾義信さん。ノーザンファームでは一番人気に支持された皐月賞馬のアンライバルドを始め6頭の生産馬を送り出していたが、どの馬も人気になる中で、ロジユニヴァースが2番人気の支持を集めていたことに感動を覚えたという。
「新聞の印では決してここまで高い人気を集めるような印は付いていませんでした。それでも皐月賞のレースぶりが本来のロジユニヴァースの姿では無いと信じて、応援してくれていたファンの方々に改めてお礼を言いたいですね」(中尾さん)
ダービージョッキーとなったレース後の横山典弘騎手が発した「馬に申し訳ない」というコメントにも現れていたように、誰もが皐月賞の一戦だけでロジユニヴァースの力を見誤っていたのかもしれない。それだけにこの勝利は底知れぬ力をかいま見せたレースだったとも言える。
「皐月賞時から立て直してのレースという、決して万全な状態では無かったのにも関わらず、あれだけのレースを見せてくれたことからしても、相当な能力を秘めている馬だと思います。これからどんな馬になってくれるのかも楽しみです」
と中尾さんはダービー馬となったロジユニヴァースに対してエールを送る。そのエールはまた、このダービーに出走した6頭の生産馬に向けても送られた。
「この馬場で力こそ出し切れなかったにしろ、このレースに出走していた馬たちはこれからの活躍が楽しみです。秋にはまた大きなレースもありますし、古馬となってから完成を迎える馬もいるかと思いますで、次の対決でどのような結果が出ているのかにも興味が持てますね」(中尾さん)
記録だけでなく、実際にレースを見ていたファンの記憶にも残った感のある今年の日本ダービー馬ロジユニヴァースであるが、これからも同じ牧場のライバルたちと共に、記録にも、記憶にも残るレースを繰り広げてくれることだろう。