2008年08月31日 新潟記念 G3
優勝馬:アルコセニョーラ
プロフィール
- 生年月日
- 2004年03月17日 04歳
- 性別/毛色
- 牝/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:24戦5勝
- 総収得賞金
- 205,210,000円
- 父
- ステイゴールド
- 母 (母父)
- サイレーン by モガンボ(USA)
- 馬主
- 中村 政勝
- 生産者
- 畠山牧場 (静内)
- 調教師
- 畠山 重則
- 騎手
- 武士沢 友治
昨年11月の福島記念に続き、本馬の突然の変わり身を見せた快挙には生産者の畠山重博社長も驚きの表情を隠せない。
重賞優勝馬の本馬はいつ勝ってもおかしくない実力はあるのだが、今年に入ってから成績不振が続いていただけに、16番人気だった今回の快挙には畠山社長の期待していた以上の嬉しい結果だった。
レースの日、地元の方の法要を優先して競馬場へは行かずに自宅で応援していたという畠山社長は「驚きました。馬券(3連単)は100万円ですよね。馬券は買う時間も無くて本馬には申し訳なかったですが、勝ってくれたのが本当に嬉しいです。弟(管理厩舎の畠山重則調教師は弟さん)は、今回も状態は良いと言っていたのですが、重賞に勝つ縁なんてそうはありませんからね。4コーナーでは手応えが有りそうだったので、去年(福島記念)の脚をと思っていたら凄い脚を見せてくれました。やはり種馬(ステイゴールド)の脚を貰っていると改めて思いましたよ。」と喜ぶ。
福島記念では、インを突き、今回は外ラチ沿いに一気の末脚を見せたレース振りは、父ステイゴールドが香港で快走した時を思い出させると畠山社長は語る。
また、セリ市場に上場して売れなかった本馬を、昔から馴染みの馬主である中村政勝氏に引き取って貰った経緯もあり、畠山社長にとっては恩返しできた事が何よりの喜びだ。「良くここまで育ってくれました。」と嬉しそうに本馬を称える。
本馬の母サイレーン(母の父 モガンボ)は、リンカーンの初産駒となる当歳の牝馬と一緒に本場の放牧地で元気な姿を見せている。畠山社長がタタソールのせりで一目惚れして購入した祖母ジョイデソアー(祖母の父 Caerleon)の血統後継馬として、本馬が結果を残して期待に応えている。
2歳の半弟モリトフジ(父 ワイルドラッシュ)は既に美浦・後藤由之厩舎に入厩して間もなくデビューの予定。当歳と共に今後の期待が掛かる。
畠山牧場は、生産から育成・馴致・調教と総合的な競走馬づくりを行なうが、本馬も本場で誕生し、同町内豊畑の畠山牧場トレーニングセンター(畠山重博社長の次男史人氏が運営)で調教まで行ない、弟さんの美浦・畠山重則厩舎からデビューという畠山牧場のホースマン一家が全てを育て上げて管理している競走馬だ。
息の合ったラインで行なわれる競走馬づくりに今後とも活躍馬輩出の期待が掛かるが、過去にはヤマタケサリー、ホットシークレットなどの生産馬が7度の重賞制覇を果たしている畠山牧場だ。
重賞優勝馬の本馬はいつ勝ってもおかしくない実力はあるのだが、今年に入ってから成績不振が続いていただけに、16番人気だった今回の快挙には畠山社長の期待していた以上の嬉しい結果だった。
レースの日、地元の方の法要を優先して競馬場へは行かずに自宅で応援していたという畠山社長は「驚きました。馬券(3連単)は100万円ですよね。馬券は買う時間も無くて本馬には申し訳なかったですが、勝ってくれたのが本当に嬉しいです。弟(管理厩舎の畠山重則調教師は弟さん)は、今回も状態は良いと言っていたのですが、重賞に勝つ縁なんてそうはありませんからね。4コーナーでは手応えが有りそうだったので、去年(福島記念)の脚をと思っていたら凄い脚を見せてくれました。やはり種馬(ステイゴールド)の脚を貰っていると改めて思いましたよ。」と喜ぶ。
福島記念では、インを突き、今回は外ラチ沿いに一気の末脚を見せたレース振りは、父ステイゴールドが香港で快走した時を思い出させると畠山社長は語る。
また、セリ市場に上場して売れなかった本馬を、昔から馴染みの馬主である中村政勝氏に引き取って貰った経緯もあり、畠山社長にとっては恩返しできた事が何よりの喜びだ。「良くここまで育ってくれました。」と嬉しそうに本馬を称える。
本馬の母サイレーン(母の父 モガンボ)は、リンカーンの初産駒となる当歳の牝馬と一緒に本場の放牧地で元気な姿を見せている。畠山社長がタタソールのせりで一目惚れして購入した祖母ジョイデソアー(祖母の父 Caerleon)の血統後継馬として、本馬が結果を残して期待に応えている。
2歳の半弟モリトフジ(父 ワイルドラッシュ)は既に美浦・後藤由之厩舎に入厩して間もなくデビューの予定。当歳と共に今後の期待が掛かる。
畠山牧場は、生産から育成・馴致・調教と総合的な競走馬づくりを行なうが、本馬も本場で誕生し、同町内豊畑の畠山牧場トレーニングセンター(畠山重博社長の次男史人氏が運営)で調教まで行ない、弟さんの美浦・畠山重則厩舎からデビューという畠山牧場のホースマン一家が全てを育て上げて管理している競走馬だ。
息の合ったラインで行なわれる競走馬づくりに今後とも活躍馬輩出の期待が掛かるが、過去にはヤマタケサリー、ホットシークレットなどの生産馬が7度の重賞制覇を果たしている畠山牧場だ。