2008年11月01日 スワンS G2
優勝馬:マイネルレーニア
プロフィール
- 生年月日
- 2004年02月24日 04歳
- 性別/毛色
- 牡/栗毛
- 戦績
- 国内:21戦6勝
- 総収得賞金
- 214,561,000円
- 母 (母父)
- チェリーラブ by サクラユタカオー
- 馬主
- (株) サラブレッドクラブ・ラフィアン
- 生産者
- 岡田スタツド (静内)
- 調教師
- 西園 正都
- 騎手
- 佐藤 哲三
本馬は、2年前の京王杯2歳Sで岡田牧雄社長に生産馬としては初めての重賞優勝をもたらしている。
周知のとおり、昨年のグランプリ馬マツリダゴッホも岡田スタッドの生産馬。今年は10月までに中央競馬での生産馬の勝鞍が既に30を超え、生産牧場ランキング(10月発表8位 JBBAニュース)も常に上位に名を連ねている。同牧場は、規模を拡大して育成・調教に努力を注いできた結果、苦闘の続く馬産地では異例の飛躍を遂げている。
今後、益々活躍馬の輩出に期待の掛かる同牧場だが、思い入れのある重賞初制覇の本馬が、GⅠ馬や注目される上り馬を抑え好タイムで快勝したのには、また格別な喜びがある。
岡田牧雄社長は「あの距離(1,400m)を1,000m56秒3の時計で逃げ切ったのだから凄いね。本当に強くなった。佐藤哲三騎手で3連勝(ストークS,ポートアイランドS、スワンS)して、復活というのか完成の域に入ったようにも思えます。馬の強さを改めて認めてあげたいですね。次走はマイルチャンピオンシップのようだね。今回頑張った反動も怖いところですが、順調に調整を進めて皆さんの期待に応えて貰いたい。」とエールを送る。
もう一つ岡田社長を喜ばしているのが、今年産まれたマイネルレーニアの半妹だ。
サクラユタカオー(母の父にあたる)が好きだという社長が、馬格を見て胆振から導入した母チェリーラブに、今年の2月に産まれた父ディープインパクトの初仔となる当歳が「驚くくらい良い馬」(岡田社長)だという。
繁殖を担当する三男の岡田壮史さんの案内で分場にいる半妹と会わせていただいた。
岡田社長はマイネルレーニアの幼駒の頃は武骨な体をしていて、セリに上場する頃になって見事な馬体を見せていたと語っていたが、こちらは既に均整の取れた馬体をしている。
とにかく元気な仔で、放牧地に放されると離乳された仲間を誘い込み力強く走りまわっていた。
また、1歳の半妹(父トーセンダンス)は同町豊畑のノルマンディーファーム(同牧場の育成部門)で中期育成中だが、こちらも馬っぷりが良く期待されているようだ。父トーセンダンス(父の父 サンデーサイレンス 父の母 ダンシングキイ)という良血が、母チェリーラブの肌で弾けるかもしれない。
大変仔出しの良い母チェリーラブに壮史さんは「本当におとなしくて世話のかからない母親ですよ。ペイパーレインとはえらい違いです。」と苦笑いをする。
マツリダゴッホの母ペイパーレインは、お産に難のある母親でマツリダゴッホの出産時にも壮史さんは数日間、厩舎に泊まりこんで世話をしていたと聞いている。
本馬とマツリダゴッホの2頭の生産馬が、この2年間で7度の中央重賞制覇を果たしたが、岡田社長は「重賞を初めて取るまでの苦労した30年間は何だったのだろうと思うくらい頑張ってくれています。でも、まだまだこれからだよ。」と気を引き締める。
同牧場には、既に競走馬として送り出した多くの良血の牝馬たちが戻り繁殖活動に入った。生産部門がさらに強化されオーナブリーダーの牧場としての充実振りが伺われる。
後日、本馬の育成・調教を行なったビッグレッドファーム明和の蛯名マネージャーにマイルチャンリオンシップ参戦への期待を伺うと「今回は強い競馬をしてくれましたね。逃げ馬だけに他馬の目標とされ、GⅠレースではスムーズには行かないと思いますが、良い走りを見せて貰いたい。」と声が弾む。ラフィアンターフマンクラブの会員の方が喜ぶのを一番の楽しみにする蛯名マネージャの期待も膨らんでいる。
周知のとおり、昨年のグランプリ馬マツリダゴッホも岡田スタッドの生産馬。今年は10月までに中央競馬での生産馬の勝鞍が既に30を超え、生産牧場ランキング(10月発表8位 JBBAニュース)も常に上位に名を連ねている。同牧場は、規模を拡大して育成・調教に努力を注いできた結果、苦闘の続く馬産地では異例の飛躍を遂げている。
今後、益々活躍馬の輩出に期待の掛かる同牧場だが、思い入れのある重賞初制覇の本馬が、GⅠ馬や注目される上り馬を抑え好タイムで快勝したのには、また格別な喜びがある。
岡田牧雄社長は「あの距離(1,400m)を1,000m56秒3の時計で逃げ切ったのだから凄いね。本当に強くなった。佐藤哲三騎手で3連勝(ストークS,ポートアイランドS、スワンS)して、復活というのか完成の域に入ったようにも思えます。馬の強さを改めて認めてあげたいですね。次走はマイルチャンピオンシップのようだね。今回頑張った反動も怖いところですが、順調に調整を進めて皆さんの期待に応えて貰いたい。」とエールを送る。
もう一つ岡田社長を喜ばしているのが、今年産まれたマイネルレーニアの半妹だ。
サクラユタカオー(母の父にあたる)が好きだという社長が、馬格を見て胆振から導入した母チェリーラブに、今年の2月に産まれた父ディープインパクトの初仔となる当歳が「驚くくらい良い馬」(岡田社長)だという。
繁殖を担当する三男の岡田壮史さんの案内で分場にいる半妹と会わせていただいた。
岡田社長はマイネルレーニアの幼駒の頃は武骨な体をしていて、セリに上場する頃になって見事な馬体を見せていたと語っていたが、こちらは既に均整の取れた馬体をしている。
とにかく元気な仔で、放牧地に放されると離乳された仲間を誘い込み力強く走りまわっていた。
また、1歳の半妹(父トーセンダンス)は同町豊畑のノルマンディーファーム(同牧場の育成部門)で中期育成中だが、こちらも馬っぷりが良く期待されているようだ。父トーセンダンス(父の父 サンデーサイレンス 父の母 ダンシングキイ)という良血が、母チェリーラブの肌で弾けるかもしれない。
大変仔出しの良い母チェリーラブに壮史さんは「本当におとなしくて世話のかからない母親ですよ。ペイパーレインとはえらい違いです。」と苦笑いをする。
マツリダゴッホの母ペイパーレインは、お産に難のある母親でマツリダゴッホの出産時にも壮史さんは数日間、厩舎に泊まりこんで世話をしていたと聞いている。
本馬とマツリダゴッホの2頭の生産馬が、この2年間で7度の中央重賞制覇を果たしたが、岡田社長は「重賞を初めて取るまでの苦労した30年間は何だったのだろうと思うくらい頑張ってくれています。でも、まだまだこれからだよ。」と気を引き締める。
同牧場には、既に競走馬として送り出した多くの良血の牝馬たちが戻り繁殖活動に入った。生産部門がさらに強化されオーナブリーダーの牧場としての充実振りが伺われる。
後日、本馬の育成・調教を行なったビッグレッドファーム明和の蛯名マネージャーにマイルチャンリオンシップ参戦への期待を伺うと「今回は強い競馬をしてくれましたね。逃げ馬だけに他馬の目標とされ、GⅠレースではスムーズには行かないと思いますが、良い走りを見せて貰いたい。」と声が弾む。ラフィアンターフマンクラブの会員の方が喜ぶのを一番の楽しみにする蛯名マネージャの期待も膨らんでいる。