2007年11月04日 ファンタジーS Jpn3
優勝馬:オディール
プロフィール
- 生年月日
- 2005年02月28日 02歳
- 性別/毛色
- 牝/芦毛
- 戦績
- 国内:4戦2勝
- 総収得賞金
- 120,291,000円
- 母 (母父)
- キュンティア(GB) by Darshaan(GB)
- 馬主
- (有) ノースヒルズマネジメント
- 生産者
- ノースヒルズマネジメント (新冠)
- 調教師
- 橋口 弘次郎
- 騎手
- 安藤 勝己
本馬の生産牧場は、オーナーブリーダーとして活躍する前田幸治氏の牧場ノースヒルズマネジメント。新冠町美宇の同牧場産駒では、一昨年にヘヴンリーロマンス(札幌記念、天皇賞・秋)、昨年はグレイトジャーニー(ダービー卿CT)と毎年のように重賞馬を出しているが、過去にはノーリーズン(皐月賞)、ファレノプシス(桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯など)、ゴールデンアワー(新潟大賞典)を輩出する。持ち馬としても、スティルインラブ(牝馬三冠馬 下河辺牧場産)、ビリーヴ(スプリンターズS,高松宮記念 上水牧場産)など活躍馬は多く、今年はローブデコルテ(米国産)がオークスを制している。
「Challenging Spirit 」をスローガンに掲げる同牧場は、前田オーナーの“強い競走馬を育てる心と、牧場を常に綺麗にする心は同じ”という強い信念のもとに、山の中で別世界のように良く管理された美しい佇まいを見せている。
本馬の母キュンティア(父Darshaan)は、前田オーナーの意向を受けた橋口弘次郎調教師がヨーロッパのせりで購入した期待馬で近親にはKingmambo の名前もある。
将来の繁殖入りを視野に導入された母は、現役時代には阪神3歳牝馬S2着というスピード馬。繁殖入りして卵巣の病気から2年間のブランクがあったというが、元気になって一番仔の本馬が早くも快挙を上げたことになる。
同牧場の福田獣医師は「本馬は、母親の導入から手術、出産と多くの人の知恵と協力があって誕生した仔です。今回の優勝は、大変嬉しいですし、ホッとした気持ちでもあります。」と感謝の気持ちを語る。
本馬は、同牧場で出産、中期育成、初期調教を経て、鳥取の同牧場のトレーニング施設大山ヒルズから競馬場入りしたというが、事情を知る中で世話をしてきたスタッフの期待は大きく、レースのときは全員集まって応援していたという。
繁殖ゼネラルマネージャーの佐藤寛さんは「期待していた馬ですからね。直線で抜け出してきた時には、みんなで叫んで応援しましたよ。嬉しいの一言ですね。この仔が無事に生れた時は、初仔でもあり大きな仔ではなかったですが動きは良く、気は強くて‘自分’を持っている仔で楽しみにしていました。今回も、繁殖、育成のスタッフと大山ヒルズのスタッフのコミュニケーションが上手く取れていた結果でしょう。牧場にとっても久し振りの重賞制覇だし、期待のニュースターが出てスタッフの士気も上っています。」と重責を果たした佐藤さんにも笑みがこぼれていた。
本馬の1歳と当歳の半妹(父ダンスインザダーク)も、「父親譲りの美しい仔」(佐藤ゼネラルマネージャー)と活躍が期待されている。
また、気になる天皇賞馬ヘヴンリーロマンスの初仔(父キングカメハメハ)は離乳を終えて元気に放牧されているという。
底力を持つ同牧場からは、まだまだ、ニュースターが生れてきそうだ。
「Challenging Spirit 」をスローガンに掲げる同牧場は、前田オーナーの“強い競走馬を育てる心と、牧場を常に綺麗にする心は同じ”という強い信念のもとに、山の中で別世界のように良く管理された美しい佇まいを見せている。
本馬の母キュンティア(父Darshaan)は、前田オーナーの意向を受けた橋口弘次郎調教師がヨーロッパのせりで購入した期待馬で近親にはKingmambo の名前もある。
将来の繁殖入りを視野に導入された母は、現役時代には阪神3歳牝馬S2着というスピード馬。繁殖入りして卵巣の病気から2年間のブランクがあったというが、元気になって一番仔の本馬が早くも快挙を上げたことになる。
同牧場の福田獣医師は「本馬は、母親の導入から手術、出産と多くの人の知恵と協力があって誕生した仔です。今回の優勝は、大変嬉しいですし、ホッとした気持ちでもあります。」と感謝の気持ちを語る。
本馬は、同牧場で出産、中期育成、初期調教を経て、鳥取の同牧場のトレーニング施設大山ヒルズから競馬場入りしたというが、事情を知る中で世話をしてきたスタッフの期待は大きく、レースのときは全員集まって応援していたという。
繁殖ゼネラルマネージャーの佐藤寛さんは「期待していた馬ですからね。直線で抜け出してきた時には、みんなで叫んで応援しましたよ。嬉しいの一言ですね。この仔が無事に生れた時は、初仔でもあり大きな仔ではなかったですが動きは良く、気は強くて‘自分’を持っている仔で楽しみにしていました。今回も、繁殖、育成のスタッフと大山ヒルズのスタッフのコミュニケーションが上手く取れていた結果でしょう。牧場にとっても久し振りの重賞制覇だし、期待のニュースターが出てスタッフの士気も上っています。」と重責を果たした佐藤さんにも笑みがこぼれていた。
本馬の1歳と当歳の半妹(父ダンスインザダーク)も、「父親譲りの美しい仔」(佐藤ゼネラルマネージャー)と活躍が期待されている。
また、気になる天皇賞馬ヘヴンリーロマンスの初仔(父キングカメハメハ)は離乳を終えて元気に放牧されているという。
底力を持つ同牧場からは、まだまだ、ニュースターが生れてきそうだ。