2006年06月18日 マーメイドS G3
優勝馬:ソリッドプラチナム
プロフィール
- 生年月日
- 2003年04月30日 03歳
- 性別/毛色
- 牝/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:8戦3勝
- 総収得賞金
- 119,797,000円
- 父
- ステイゴールド
- 母 (母父)
- リザーブシート by クリエイター(GB)
- 馬主
- (株) ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
- 生産者
- 橋本牧場 (静内)
- 調教師
- 田中 章博
- 騎手
- 安部 幸夫
創業が昭和4年と生産牧場としては先駆者の橋本牧場は、静内の市街地にどっしりとした様相で佇んでいる。周囲はすでに住宅街となり、町の生活が普通どおりに行なわれている。
現在は、静内豊畑に広い分場を設け、同牧場の長男、博さんを中心に次代の生産牧場づくりに励んでいますが、橋本博之社長は「(中期育成に)昼夜放牧は大事ですから、広い所が必要でした。まだまだ、これからですが整備して、将来はここを中心にして繁殖牝馬も増やしていきたいですね。」と実績を積み重ねてきただけに、自信に満ちた穏やかな口調で語る。只今、繁殖牝馬10頭でスタッフは2名という。
本馬の殊勲は、生産馬としては3年前のGⅠ馬ウインクリューガー(NHKマイルC)以来となるが、橋本社長は、このレースを応援に京都競馬場まで行っていた。
「最後の直線の正面から見ていたのですが、後方から先団に取り付くまで凄い脚でしたね。ゴールの位置が先だったので、3着位にはなったかと思いましたが、ターフビジョンを観ていた仲間が“勝った!”といったので、リプレイを確認しましたよ。嬉しかったですね、何より一緒に応援していた会員の方たちと一緒に喜べたのが嬉しかった。」と、自ら経営に参画する馬主クラブ、ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンの会員の方を気遣う。
橋本社長にとっても喜びは大きい。本馬の祖母はウインクリューガーを出したインヴァイト(祖母の父Be My Guest)だが、「インヴァイトは、私が英国ニューマーケットの12月市場で購入したのですが、英国王室馬の牝系です。実績も有るし、何より、あのディープインパクトと同じ牝系ですよ。うちの基礎牝系でもあるし、思い入れが凄く有りますね。」と、当時の英断に満足している様子だ。
(祖母インヴァイトはディープインパクトの母ウインドインハーヘアの姉)
本馬の母リザーブシート(母の父クリエイター)は、相当、気性の激しい馬だったようだ。「人をかじったり、暴れて大変な馬です。それに比べて本馬の幼駒の頃は、そんなにうるさくは無かったですよ。今は、母や父方の気性が出ているようですね。」と橋本社長。
本馬は第3仔で、2歳の半妹(父ゼンノエルシド)と1歳の半妹(父ラムタラ)を持ち、昨年、移動した三石で、今年はラムタラの半弟が誕生したという。
今回、実績のある古馬を相手に快勝しただけに、秋の牝馬クラシック、秋華賞への期待が掛かるが、「今回は、ハンデ(49k)も良かったけれど、元々33秒5の上がりタイムを持っていた馬ですから楽しみですね。会員の方のためにも頑張って貰いたいです。将来はうちに戻ってくる事になるでしょう。」と、牧場の大事な後継馬への目途が立ったことにも喜びの様子が伺える。
順調に行けば、豊畑の分場が本格的に稼動する頃、本馬が基礎牝馬の後継馬となるだけに、益々、競走馬生産への夢を膨ませているようでした。
現在は、静内豊畑に広い分場を設け、同牧場の長男、博さんを中心に次代の生産牧場づくりに励んでいますが、橋本博之社長は「(中期育成に)昼夜放牧は大事ですから、広い所が必要でした。まだまだ、これからですが整備して、将来はここを中心にして繁殖牝馬も増やしていきたいですね。」と実績を積み重ねてきただけに、自信に満ちた穏やかな口調で語る。只今、繁殖牝馬10頭でスタッフは2名という。
本馬の殊勲は、生産馬としては3年前のGⅠ馬ウインクリューガー(NHKマイルC)以来となるが、橋本社長は、このレースを応援に京都競馬場まで行っていた。
「最後の直線の正面から見ていたのですが、後方から先団に取り付くまで凄い脚でしたね。ゴールの位置が先だったので、3着位にはなったかと思いましたが、ターフビジョンを観ていた仲間が“勝った!”といったので、リプレイを確認しましたよ。嬉しかったですね、何より一緒に応援していた会員の方たちと一緒に喜べたのが嬉しかった。」と、自ら経営に参画する馬主クラブ、ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンの会員の方を気遣う。
橋本社長にとっても喜びは大きい。本馬の祖母はウインクリューガーを出したインヴァイト(祖母の父Be My Guest)だが、「インヴァイトは、私が英国ニューマーケットの12月市場で購入したのですが、英国王室馬の牝系です。実績も有るし、何より、あのディープインパクトと同じ牝系ですよ。うちの基礎牝系でもあるし、思い入れが凄く有りますね。」と、当時の英断に満足している様子だ。
(祖母インヴァイトはディープインパクトの母ウインドインハーヘアの姉)
本馬の母リザーブシート(母の父クリエイター)は、相当、気性の激しい馬だったようだ。「人をかじったり、暴れて大変な馬です。それに比べて本馬の幼駒の頃は、そんなにうるさくは無かったですよ。今は、母や父方の気性が出ているようですね。」と橋本社長。
本馬は第3仔で、2歳の半妹(父ゼンノエルシド)と1歳の半妹(父ラムタラ)を持ち、昨年、移動した三石で、今年はラムタラの半弟が誕生したという。
今回、実績のある古馬を相手に快勝しただけに、秋の牝馬クラシック、秋華賞への期待が掛かるが、「今回は、ハンデ(49k)も良かったけれど、元々33秒5の上がりタイムを持っていた馬ですから楽しみですね。会員の方のためにも頑張って貰いたいです。将来はうちに戻ってくる事になるでしょう。」と、牧場の大事な後継馬への目途が立ったことにも喜びの様子が伺える。
順調に行けば、豊畑の分場が本格的に稼動する頃、本馬が基礎牝馬の後継馬となるだけに、益々、競走馬生産への夢を膨ませているようでした。