2008年03月01日 アーリントンC Jpn3
優勝馬:ダンツキッスイ
プロフィール
- 生年月日
- 2005年03月28日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:7戦3勝
- 総収得賞金
- 79,488,000円
- 母 (母父)
- サンフラワーガール by タイキシャトル(USA)
- 馬主
- 山元 哲二
- 生産者
- 丸幸小林牧場 (浦河)
- 調教師
- 橋本 寿正
- 騎手
- 藤田 伸二
昨年、新種牡馬チャンピオンとなったシンボリクリスエスに初の重賞をもたらしたのは浦河町の丸幸小林牧場生産のダンツキッスイだった。
「思い切った騎乗が勝因だと思います。断然人気の馬がいましたけど、大きく後続を引き離して4コーナーをまわったときには勝てるかな、と思いましたよ」と冷静にレースを振り返ったのは場主の小林政幸さんだ。残念だったのは、その快勝ぶりに馬がゴールへ飛び込む前から電話がなり続け、余韻を楽しめなかったことだと笑った。
「生まれたときから大柄で、気性の強い馬でした。母親がそういう気性で競走馬になれなかったものですから、実は、ちょっとは心配していました」というが、コンサイナーも手掛ける同牧場のスタッフが懸命に世話をして、2006年のサマーセールに上場。2100万円で落札された。
丸幸小林牧場は昭和58年創業。現在は本場と2つの分場合わせて80ヘクタールの広大な土地に24頭の繁殖牝馬、13人のスタッフで生産、中期育成、後期育成と総合的に牧場経営を展開している。「浦河でも生産の中心部から少し距離があるという地の利を生かして、土地の確保に努めました。放牧地の一面の面積を広く取り、広大な土地でたくましく育てるのがモットーです」と胸を張る。その反面、馬のケアには最新の注意を払い、スタッフには馬を大切に扱うよう徹底している。
「今は、気性だけで走っている印象ですが、性格が落ち着けばいろいろな競馬に対応できると思います。そうなれば、また違った一面が出てくるのではないかと楽しみにしているんです」と笑顔をみせた。
ダンツキッスイがアーリントンCを先頭で駆け抜けたその夜、多くの人が牧場を訪れて勝者を称え、それぞれの頑張りを誓い合った。二人三脚で苦楽をともにした敬子さんが応対に追われているそのとき、小林さんは分場の厩舎で馬の出産に立ち会っていたという。「生き物が相手だから休む暇はないよ。景気も良くならないし、苦労の連続だけど、こんな喜びがあるから生産を続けていけるんだね」と最高の笑顔をみせてくれた。
「思い切った騎乗が勝因だと思います。断然人気の馬がいましたけど、大きく後続を引き離して4コーナーをまわったときには勝てるかな、と思いましたよ」と冷静にレースを振り返ったのは場主の小林政幸さんだ。残念だったのは、その快勝ぶりに馬がゴールへ飛び込む前から電話がなり続け、余韻を楽しめなかったことだと笑った。
「生まれたときから大柄で、気性の強い馬でした。母親がそういう気性で競走馬になれなかったものですから、実は、ちょっとは心配していました」というが、コンサイナーも手掛ける同牧場のスタッフが懸命に世話をして、2006年のサマーセールに上場。2100万円で落札された。
丸幸小林牧場は昭和58年創業。現在は本場と2つの分場合わせて80ヘクタールの広大な土地に24頭の繁殖牝馬、13人のスタッフで生産、中期育成、後期育成と総合的に牧場経営を展開している。「浦河でも生産の中心部から少し距離があるという地の利を生かして、土地の確保に努めました。放牧地の一面の面積を広く取り、広大な土地でたくましく育てるのがモットーです」と胸を張る。その反面、馬のケアには最新の注意を払い、スタッフには馬を大切に扱うよう徹底している。
「今は、気性だけで走っている印象ですが、性格が落ち着けばいろいろな競馬に対応できると思います。そうなれば、また違った一面が出てくるのではないかと楽しみにしているんです」と笑顔をみせた。
ダンツキッスイがアーリントンCを先頭で駆け抜けたその夜、多くの人が牧場を訪れて勝者を称え、それぞれの頑張りを誓い合った。二人三脚で苦楽をともにした敬子さんが応対に追われているそのとき、小林さんは分場の厩舎で馬の出産に立ち会っていたという。「生き物が相手だから休む暇はないよ。景気も良くならないし、苦労の連続だけど、こんな喜びがあるから生産を続けていけるんだね」と最高の笑顔をみせてくれた。