2004年07月18日 北九州記念 G3
優勝馬:ダイタクバートラム
プロフィール
- 生年月日
- 1998年04月02日 06歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:30戦7勝
- 総収得賞金
- 425,696,000円
- 馬主
- (有) 太陽ファーム
- 生産者
- 雅 牧場 (平取)
- 調教師
- 橋口 弘次郎
- 騎手
- 小牧 太
本馬のふるさとは平取町・川向の雅牧場。沙流川の東側にあり門別町の国道よりブリーダーズS・S、日高ケンタッキーファームに向かう道を10キロほど進むと右手に良く整備された同牧場がある。社長の清水哲朗氏はオーナーブリーダーでダイタクヤマト・ダイタクヘリオス等輩出し毎年オープン・重賞などに勝鞍を持つ。本馬の今回のJRAレコードでの重賞制覇は、ひとしお喜びも大きい。レースを振り返り「前3戦をみてあまり期待はしていなかったのですが、良く勝ってくれました。完全復活ですよ。レースに勝つこと以上に本馬が本来の姿になってくれたのが嬉しい。底力がありましたね」と満面の笑み。昨年天皇賞・春は1番人気で惜敗し宝塚記念後、蟻洞という奇病での長期休養、復帰3戦で結果が出せなかっただけに、清水社長の胸中は察せられる。
10年振りの1800mJRAレコードはこれまでネーハイシーザーが持っていたが「ネーハイシーザーの前は本馬の近親のダイタクヘリオスが記録保持馬(平成4年毎日王冠)。取り返しましたね、因縁があるようです」と満足そう。
本馬の母はスプリングネヴァー(母の父サクラユタカオー)。ナスルーラ系の血統を同牧場で大事に引き継いできた繁殖馬だ。第1仔が中央で活躍したダイタクリーヴァ(父フジキセキ)で現在ブリーダーズS・Sで種牡馬として繋養中、本馬は第2仔になる。第3仔ダイタクルアーズ牝5歳(父エリシオ)は繁殖馬として帰場。その下にダイタクアズミット牝4歳(父マヤノトップガン)、ダイタクバンクス牡3歳(父フォーティナイナー)と現役で参戦中。今年は3月1日に本馬の全兄弟となる牡馬が生まれたが、清水社長は「この母にはサンデーサイレンスの血統が合うようなので、全兄弟の当歳に期待がかかります。今年は迷わずダンスインザダークをつけました」と本馬の活躍に期待は高まる。
同牧場の作業を中心となり進めているのが、清水社長が全幅の信頼を寄せる鈴木三二男氏。23年この牧場の馬を見守っている。母親と当歳馬の撮影に案内していただいたが、「この当歳は(本馬に)そっくりですね、父親譲りの大きな馬体で、性格もきかなくて似ています」と優しい眼差しで眺める。家族的なオーナーブリーダーの雅牧場に秋のGⅠ戦線が一挙に近づいた。 第39回北九州記念はダイタクバートラムが大外から最速の末脚で差し切り優勝した。昨年の阪神大賞典以来約1年4ヶ月ぶりの重賞制覇は、これまでのタイムを0秒5も上回る日本レコード。生産牧場は平取町の雅牧場。母スプリングネヴァーも同牧場の生産で、同馬の半兄には重賞5勝のダイタクリーヴァ(父フジキセキ)がいる。
10年振りの1800mJRAレコードはこれまでネーハイシーザーが持っていたが「ネーハイシーザーの前は本馬の近親のダイタクヘリオスが記録保持馬(平成4年毎日王冠)。取り返しましたね、因縁があるようです」と満足そう。
本馬の母はスプリングネヴァー(母の父サクラユタカオー)。ナスルーラ系の血統を同牧場で大事に引き継いできた繁殖馬だ。第1仔が中央で活躍したダイタクリーヴァ(父フジキセキ)で現在ブリーダーズS・Sで種牡馬として繋養中、本馬は第2仔になる。第3仔ダイタクルアーズ牝5歳(父エリシオ)は繁殖馬として帰場。その下にダイタクアズミット牝4歳(父マヤノトップガン)、ダイタクバンクス牡3歳(父フォーティナイナー)と現役で参戦中。今年は3月1日に本馬の全兄弟となる牡馬が生まれたが、清水社長は「この母にはサンデーサイレンスの血統が合うようなので、全兄弟の当歳に期待がかかります。今年は迷わずダンスインザダークをつけました」と本馬の活躍に期待は高まる。
同牧場の作業を中心となり進めているのが、清水社長が全幅の信頼を寄せる鈴木三二男氏。23年この牧場の馬を見守っている。母親と当歳馬の撮影に案内していただいたが、「この当歳は(本馬に)そっくりですね、父親譲りの大きな馬体で、性格もきかなくて似ています」と優しい眼差しで眺める。家族的なオーナーブリーダーの雅牧場に秋のGⅠ戦線が一挙に近づいた。 第39回北九州記念はダイタクバートラムが大外から最速の末脚で差し切り優勝した。昨年の阪神大賞典以来約1年4ヶ月ぶりの重賞制覇は、これまでのタイムを0秒5も上回る日本レコード。生産牧場は平取町の雅牧場。母スプリングネヴァーも同牧場の生産で、同馬の半兄には重賞5勝のダイタクリーヴァ(父フジキセキ)がいる。