2010年05月23日 東海S G2
優勝馬:シルクメビウス
プロフィール
- 生年月日
- 2006年04月16日 04歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:16戦6勝
- 総収得賞金
- 307,318,000円
- 父
- ステイゴールド
- 母 (母父)
- チャンネルワン by ポリッシュネイビー(USA)
- 馬主
- 有限会社シルク
- 生産者
- 森本牧場 (門別)
- 調教師
- 領家 政蔵
- 騎手
- 田中 博康
第27回東海テレビ杯東海S(G2)は3番人気のシルクメビウスが、逃げ込みをはかるトランセンドをゴール前でとらえて優勝。昨年のユニコーンSに続く重賞2勝目を記録した。勝ちタイムの1分55秒4は、トランセンドが今年のアルデバランSで記録したタイレコードだった。
生産した日高町の森本牧場は昭和42年の創業。2007年の北斗盃(門別1200m)に勝ったタガタメなど、これまで地方競馬の重賞勝馬は出しているが、JRAの重賞レースを勝ったのはシルクメビウスが初めてだ。
「レースは、友人の牧場宅でテレビ観戦でした。オークス中心の番組を見ていたのですが、発走時間になってあわてて切り替えたら、もう走ってました」と森本牧場の森本勝則さんは照れながら当日を振り返った。当日の京都競馬場は不良馬場。切り替わった画面の中で、後方に位置する愛馬はすぐに確認できたという。「田中騎手が、行きたがる馬を上手に抑えてくれましたね。それがゴール前に伸びにつながったと思います。逃げた馬が後続を突き放すような展開で良く追い込んでくれました。最後はしびれました」と嬉しそうに笑った。
牧場時代のシルクメビウスは「ステイゴールドの仔でしたが、生まれたときから骨のしっかりした馬で、扱い易い馬でした。領家先生もいつかは大きなところを、と自信をもってくださっていたようですよ」という。
シルクメビウスの母チャンネルワンは森本さん自身が購入し、道営競馬で走らせた馬だった。「北海道放送(HBC)が番組の中で追いかけてくれた馬だったんです。(注・HBCは札幌管内では1チャンネルで放送されている)。結果は出せなかった(2戦3着1回)けど良い思い出です」という。そんなチャンネルワンは繁殖牝馬としてタガタメ、そしてシルクメビウスともっと大きな思い出をくれることになる。
「思い出というよりも、シルクメビウスには生きる力、頑張る力をもらっています。昨年は大きいところ(ジャパンダートダービー(Jpn1)、ジャパンCダート(G1))で2着だったので、出来ることならG1レースに勝ってみたいです。ダートは層が厚いけど、チャンスはあると思う。自分が手掛けた馬が日本一になるチャンスなんて、滅多にあることではないですからね。そのときは応援に行きたいです」と、その日を楽しみにしている。
生産した日高町の森本牧場は昭和42年の創業。2007年の北斗盃(門別1200m)に勝ったタガタメなど、これまで地方競馬の重賞勝馬は出しているが、JRAの重賞レースを勝ったのはシルクメビウスが初めてだ。
「レースは、友人の牧場宅でテレビ観戦でした。オークス中心の番組を見ていたのですが、発走時間になってあわてて切り替えたら、もう走ってました」と森本牧場の森本勝則さんは照れながら当日を振り返った。当日の京都競馬場は不良馬場。切り替わった画面の中で、後方に位置する愛馬はすぐに確認できたという。「田中騎手が、行きたがる馬を上手に抑えてくれましたね。それがゴール前に伸びにつながったと思います。逃げた馬が後続を突き放すような展開で良く追い込んでくれました。最後はしびれました」と嬉しそうに笑った。
牧場時代のシルクメビウスは「ステイゴールドの仔でしたが、生まれたときから骨のしっかりした馬で、扱い易い馬でした。領家先生もいつかは大きなところを、と自信をもってくださっていたようですよ」という。
シルクメビウスの母チャンネルワンは森本さん自身が購入し、道営競馬で走らせた馬だった。「北海道放送(HBC)が番組の中で追いかけてくれた馬だったんです。(注・HBCは札幌管内では1チャンネルで放送されている)。結果は出せなかった(2戦3着1回)けど良い思い出です」という。そんなチャンネルワンは繁殖牝馬としてタガタメ、そしてシルクメビウスともっと大きな思い出をくれることになる。
「思い出というよりも、シルクメビウスには生きる力、頑張る力をもらっています。昨年は大きいところ(ジャパンダートダービー(Jpn1)、ジャパンCダート(G1))で2着だったので、出来ることならG1レースに勝ってみたいです。ダートは層が厚いけど、チャンスはあると思う。自分が手掛けた馬が日本一になるチャンスなんて、滅多にあることではないですからね。そのときは応援に行きたいです」と、その日を楽しみにしている。