2006年02月12日 きさらぎ賞 G3
優勝馬:ドリームパスポート
プロフィール
- 生年月日
- 2003年03月14日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/青鹿毛
- 戦績
- 国内:6戦2勝
- 総収得賞金
- 460,789,000円
- 父
- フジキセキ
- 母 (母父)
- グレースランド by トニービン(IRE)
- 馬主
- ジョイ・レースホース (株)
- 生産者
- 白老ファーム (白老)
- 調教師
- 松田 博資
- 騎手
- 安藤 勝己
【取材先:ドリームパスポート号の生産者・白老ファーム(石垣厩舎長)】
―――― 素晴らしい末脚で見事クラシックの権利を獲得しました。レースはどんなお気持ちで御覧になりましたか?
(スタッフ) このレースは「是非とも勝ちたい」、「勝っておかなくては」という気持ちでした。まだ1勝馬ですから、勝つと負けるとではこれから先が大きく違ってきますからね。前走まで戦ってきたメンバーを考えても、「今回は勝てるのではないか・・・」という気持ちはあったので、期待して観ていましたが、結果として勝つ事が出来て本当に良かったです。
―――― レースがスタートしてからは最後尾からの競馬となりましたが・・・。
(スタッフ) 馬場の悪い内側でずっと我慢していたので、「どこを抜けてくるかなあ」という気持ちで観ていましたが、直線を向いてから前がパッと開いてくれて、そこを力強く駆け抜けてきてくれました。運も味方に付けましたが、さすが安藤ジョッキーの好騎乗も光りました。
―――― それにしても最後は本当に素晴らしい末脚でしたね。
(スタッフ) そうですね。しっかりと上がり34秒台の脚が使えるという事が、この馬の一番の強みではないでしょうか。
―――― さて続いては牧場時代のお話やお母さんの事などをお聞かせください。まず、当歳の頃の本馬の印象はどう記憶されていますか?
(スタッフ) 本馬(ドリームパスポート)が母の初仔だったんですが、とても仔出しが良くて、フジキセキの産駒らしい体型で凄く元気が良かった印象ですね。病気らしい病気も無かったと思います。
―――― 母のグレースランドについてもお聞かせください。兄弟馬にはステイゴールド・レクレドールなどの名前がありますね。
(スタッフ) 母の体型は小さくて、姉達と比べてもこの馬が祖母のゴールデンサッシュに一番近いと思います。牧場としても祖母の跡取りとしてこの馬に掛ける期待はかなり大きいです。集牧の時に他の馬を怖がっているのか、早足で厩舎へ引っ張るような仕草をします。この仕草も祖母と全く一緒で、そんなところまで本当に良く似ていますよ。普段は人の手を煩わせるようなところもなくて、扱いやすい馬です。
―――― グレースランドの今年のお産予定を教えて頂けますか?
(スタッフ) 3月14日にワイルドラッシュの仔を出産する予定です。
―――― 祖母ゴールデンサッシュの予定も教えて頂けますか?
(スタッフ) こちらは既にキングカメハメハ産駒が生まれています。女の子でまた跡取りが出来ました(笑) 馬体はやや大きめで品のある綺麗な馬ですよ。「こんなに小さな体から、どうしてこんなに綺麗な馬が生まれるのだろう」というくらい、本当に仔出しがいいお母さんですね。
―――― 今のお話にもありましたように、牧場はちょうどお産に明け暮れる時期と思いますが、こういった時に重賞を勝ってくれると、とても大きな力になりますね。これから本馬に期待する事を最後にお聞かせください。
(スタッフ) もう40頭近い当歳馬が生まれています。まだ半分以上が残っているので、まだまだこれからというところですね。本馬の今後については、血統的にあまり早い時期から活躍するタイプのファミリーでは無いのですが、期待が持てるのではと思っています。それには父フジキセキの影響もあるかとも思いますが、母の父トニービンの血もうまく表れてくれて、距離の融通も利いてくれるといいですね。牧場からは久しぶりにクラシックへ出走できそうな馬が出てきたので、無事に駒を進めて欲しいと願っています。
―――― ご協力ありがとうございました。今後益々のご活躍をお祈り致します。
―――― 素晴らしい末脚で見事クラシックの権利を獲得しました。レースはどんなお気持ちで御覧になりましたか?
(スタッフ) このレースは「是非とも勝ちたい」、「勝っておかなくては」という気持ちでした。まだ1勝馬ですから、勝つと負けるとではこれから先が大きく違ってきますからね。前走まで戦ってきたメンバーを考えても、「今回は勝てるのではないか・・・」という気持ちはあったので、期待して観ていましたが、結果として勝つ事が出来て本当に良かったです。
―――― レースがスタートしてからは最後尾からの競馬となりましたが・・・。
(スタッフ) 馬場の悪い内側でずっと我慢していたので、「どこを抜けてくるかなあ」という気持ちで観ていましたが、直線を向いてから前がパッと開いてくれて、そこを力強く駆け抜けてきてくれました。運も味方に付けましたが、さすが安藤ジョッキーの好騎乗も光りました。
―――― それにしても最後は本当に素晴らしい末脚でしたね。
(スタッフ) そうですね。しっかりと上がり34秒台の脚が使えるという事が、この馬の一番の強みではないでしょうか。
―――― さて続いては牧場時代のお話やお母さんの事などをお聞かせください。まず、当歳の頃の本馬の印象はどう記憶されていますか?
(スタッフ) 本馬(ドリームパスポート)が母の初仔だったんですが、とても仔出しが良くて、フジキセキの産駒らしい体型で凄く元気が良かった印象ですね。病気らしい病気も無かったと思います。
―――― 母のグレースランドについてもお聞かせください。兄弟馬にはステイゴールド・レクレドールなどの名前がありますね。
(スタッフ) 母の体型は小さくて、姉達と比べてもこの馬が祖母のゴールデンサッシュに一番近いと思います。牧場としても祖母の跡取りとしてこの馬に掛ける期待はかなり大きいです。集牧の時に他の馬を怖がっているのか、早足で厩舎へ引っ張るような仕草をします。この仕草も祖母と全く一緒で、そんなところまで本当に良く似ていますよ。普段は人の手を煩わせるようなところもなくて、扱いやすい馬です。
―――― グレースランドの今年のお産予定を教えて頂けますか?
(スタッフ) 3月14日にワイルドラッシュの仔を出産する予定です。
―――― 祖母ゴールデンサッシュの予定も教えて頂けますか?
(スタッフ) こちらは既にキングカメハメハ産駒が生まれています。女の子でまた跡取りが出来ました(笑) 馬体はやや大きめで品のある綺麗な馬ですよ。「こんなに小さな体から、どうしてこんなに綺麗な馬が生まれるのだろう」というくらい、本当に仔出しがいいお母さんですね。
―――― 今のお話にもありましたように、牧場はちょうどお産に明け暮れる時期と思いますが、こういった時に重賞を勝ってくれると、とても大きな力になりますね。これから本馬に期待する事を最後にお聞かせください。
(スタッフ) もう40頭近い当歳馬が生まれています。まだ半分以上が残っているので、まだまだこれからというところですね。本馬の今後については、血統的にあまり早い時期から活躍するタイプのファミリーでは無いのですが、期待が持てるのではと思っています。それには父フジキセキの影響もあるかとも思いますが、母の父トニービンの血もうまく表れてくれて、距離の融通も利いてくれるといいですね。牧場からは久しぶりにクラシックへ出走できそうな馬が出てきたので、無事に駒を進めて欲しいと願っています。
―――― ご協力ありがとうございました。今後益々のご活躍をお祈り致します。