重賞ウィナーレポート

2004年10月10日 毎日王冠 G2

2004年10月10日 東京競馬場 曇 稍重 芝 1800m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:テレグノシス

プロフィール

生年月日
1999年05月11日 05歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:18戦5勝
総収得賞金
446,619,000円
トニービン(IRE)
母 (母父)
メイクアウイッシュ  by  ノーザンテースト(CAN)
馬主
(有) 社台レースホース
生産者
社台ファーム (千歳)
調教師
杉浦 宏昭
騎手
勝浦 正樹
―――おめでとうございました。最後はもの凄い末脚でしたね。

 ありがとうございます。後方から伸びてきたのはこの馬一頭だけで、非常にタフなレースでしたが、よく差し切ってくれました。


―――実に約1年半ぶりの勝利でした。前2走とも2着と悔しい結果だっただけに、牧場での盛り上がりも大きかったのではないでしょうか?

 最後は同じく生産馬のローエングリンとの対決になりましたが、「勝つのはどっちだろう?」と贅沢な応援をさせていただきました。


―――新聞等でも「春よりも体が良化した」と書かれていましたが、やはりその辺の変化というのはレース前感じとれましたか?

 テレビや写真で見ても筋肉が盛り上がっていて、見た目にも逞しくなっているように見えました。どちらかと言うと奥手のファミリーですので、本領発揮はこれからといったところではないでしょうか。


―――1,800mの距離を勝利したことは大きいですね。この秋が非常に楽しみになりましたが、どんなレースを期待していますか?

 多くの方が「1,800mでも強かった」と言っておられることに、正直驚いています。私どもはマイルであれだけ強い競馬をしていたので、距離が1ハロン伸びたところで動きが急に鈍るはずはないと思っていたからです。
秋緒戦としては完璧なレースをしてくれましたので、今後が楽しみです。


―――ご協力ありがとうございました。稍重の馬場状態にも関わらず、1番人気のテレグノシスが直線で最後方から上がり33秒4秒の豪脚を繰り出し、逃げ粘るローエングリンを差し切った。同馬の重賞制覇は一昨年のNHKマイルC、昨年の京王杯SCに続く3勝目。父トニービン、母メイクアウィッシュ、母父ノーザンテーストという血統。生産者は社台ファーム。