2005年11月19日 東スポ杯2歳S G3
優勝馬:フサイチリシャール
プロフィール
- 生年月日
- 2003年04月06日 02歳
- 性別/毛色
- 牡/芦毛
- 戦績
- 国内:4戦3勝
- 総収得賞金
- 278,782,000円
- 母 (母父)
- フサイチエアデール by サンデーサイレンス(USA)
- 馬主
- 関口 房朗
- 生産者
- ノーザンファーム (早来)
- 調教師
- 松田 国英
- 騎手
- 福永 祐一
―――― 非常に強い内容での勝利だったと思いますが、レースを御覧になっての本馬に対する感想と生産者としての喜びの声をまずはお聞かせ下さい。
(スタッフ)ここ2戦は逃げをうっての勝利でしたので、今回レース前の新聞紙上では差す競馬も想定している、との調教師のコメントを思い浮かべながらの観戦でした。結果はやはり逃げての圧勝でしたが、好スタートとジョッキーの判断が伸び伸びとした走りを引き出せたと思っています。ここはクラシックの出走権利をしっかりと確保できたことに安堵しているところです。
―――― 一番人気に応えてのレコード勝ちですが、本馬のセールスポイントはどのような点だと感じますか?
(スタッフ)自ら作り出したレースラップにて堂々と逃げ切ったわけですが、この走破タイムは破格のものと思います。また馬の能力もさることながら、前半3ハロンを35.7で中間3ハロンが37.2そして4角から直線3ハロンが34.0と逃げ馬にとっては絶妙のペース配分でした。
そして、最後の34秒ジャストそして1分46秒9の走破タイムは、先々とても楽しみな好内容ではないでしょうか。それも今回目一杯な競馬でもなさそうですし…。
―――― 続いて本馬の牧場時代の事についてお聞かせ下さい。まずは当歳時からですが、セレクトセール取引馬でもありますが、その頃の印象や当時の評価などは如何でしたか?
(スタッフ)初仔でもありましたのでセレクトセール上場時は、他馬に比べてまだ小柄に映る馬体でした。しかしながら動きそのものは当歳らしからぬ伸びやかさがあり、その動きのままに成長することができたと思います。
―――― では育成に移ってからの動きや、他馬と比べて目立つようなポイントは何かありましたか。
(スタッフ)育成調教時に併せ馬で遅れをとったことがなく、流線型の馬体を特急列車のように真っ直ぐに駆け抜ける姿は、牧場でも評判の一頭でした。
―――― 続いて、母フサイチエアデールについてお聞かせ下さい。初仔のライラプスに続き2頭続けて重賞勝馬を出しました。競走成績も然ることながら、既に繁殖牝馬としても素晴らしい馬となりましたね。母の現在の様子をお聞かせ下さい。
(スタッフ)母は今もとても元気に繁殖生活を送っています。とくに目立つところのない馬ですが、サンデーサイレンス産駒らしい気品を保っています。来年もクロフネの仔が出産予定されています。
―――― 父も母もノーザンファームさんで手掛けた馬だけに、思い入れが深い一頭であると思
いますが、今後はどのように成長していって欲しいと思いますか?
(スタッフ)クロフネ産駒最初の重賞勝馬となりましたが、これからドンドンと力がつく血統でもありますので、来年のクラシックを大いに湧かせてくれる1頭となることを望んでいます。
―――― ありがとうございました。今後益々のご活躍をお祈り致しております。東京スポーツ杯2歳S(GIII)は、福永祐一騎乗で1番人気のフサイチリシャール(父クロフネ)が、好スタートからハナを奪い、そのまま逃げ切って優勝。3連勝で重賞初Vを決めた。勝ち時計の1分46秒9は、従来のレコードを0秒7も更新する破格のレコードタイムだった。
(スタッフ)ここ2戦は逃げをうっての勝利でしたので、今回レース前の新聞紙上では差す競馬も想定している、との調教師のコメントを思い浮かべながらの観戦でした。結果はやはり逃げての圧勝でしたが、好スタートとジョッキーの判断が伸び伸びとした走りを引き出せたと思っています。ここはクラシックの出走権利をしっかりと確保できたことに安堵しているところです。
―――― 一番人気に応えてのレコード勝ちですが、本馬のセールスポイントはどのような点だと感じますか?
(スタッフ)自ら作り出したレースラップにて堂々と逃げ切ったわけですが、この走破タイムは破格のものと思います。また馬の能力もさることながら、前半3ハロンを35.7で中間3ハロンが37.2そして4角から直線3ハロンが34.0と逃げ馬にとっては絶妙のペース配分でした。
そして、最後の34秒ジャストそして1分46秒9の走破タイムは、先々とても楽しみな好内容ではないでしょうか。それも今回目一杯な競馬でもなさそうですし…。
―――― 続いて本馬の牧場時代の事についてお聞かせ下さい。まずは当歳時からですが、セレクトセール取引馬でもありますが、その頃の印象や当時の評価などは如何でしたか?
(スタッフ)初仔でもありましたのでセレクトセール上場時は、他馬に比べてまだ小柄に映る馬体でした。しかしながら動きそのものは当歳らしからぬ伸びやかさがあり、その動きのままに成長することができたと思います。
―――― では育成に移ってからの動きや、他馬と比べて目立つようなポイントは何かありましたか。
(スタッフ)育成調教時に併せ馬で遅れをとったことがなく、流線型の馬体を特急列車のように真っ直ぐに駆け抜ける姿は、牧場でも評判の一頭でした。
―――― 続いて、母フサイチエアデールについてお聞かせ下さい。初仔のライラプスに続き2頭続けて重賞勝馬を出しました。競走成績も然ることながら、既に繁殖牝馬としても素晴らしい馬となりましたね。母の現在の様子をお聞かせ下さい。
(スタッフ)母は今もとても元気に繁殖生活を送っています。とくに目立つところのない馬ですが、サンデーサイレンス産駒らしい気品を保っています。来年もクロフネの仔が出産予定されています。
―――― 父も母もノーザンファームさんで手掛けた馬だけに、思い入れが深い一頭であると思
いますが、今後はどのように成長していって欲しいと思いますか?
(スタッフ)クロフネ産駒最初の重賞勝馬となりましたが、これからドンドンと力がつく血統でもありますので、来年のクラシックを大いに湧かせてくれる1頭となることを望んでいます。
―――― ありがとうございました。今後益々のご活躍をお祈り致しております。東京スポーツ杯2歳S(GIII)は、福永祐一騎乗で1番人気のフサイチリシャール(父クロフネ)が、好スタートからハナを奪い、そのまま逃げ切って優勝。3連勝で重賞初Vを決めた。勝ち時計の1分46秒9は、従来のレコードを0秒7も更新する破格のレコードタイムだった。