2009年09月20日 セントライト記念 Jpn2
優勝馬:ナカヤマフェスタ
プロフィール
- 生年月日
- 2006年04月05日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:6戦3勝
- 総収得賞金
- 293,243,000円
- 父
- ステイゴールド
- 母 (母父)
- ディアウィンク by タイトスポット(USA)
- 馬主
- 和泉 信子
- 生産者
- 新井牧場 (むかわ)
- 調教師
- 二ノ宮 敬宇
- 騎手
- 蛯名 正義
中山競馬場で行われた第63回ラジオ日本賞セントライト記念(G2)は関東馬ナカヤマフェスタが優勝。春はクラシックに参戦して皐月賞(G1)8着、続く日本ダービー(G1)では4着に好走。夏を越し、今回の菊花賞トライアルでは新興勢力をねじ伏せ、大一番へ向けて弾みをつけた。
生産はむかわ町の新井牧場。過去には1998年の目黒記念(G2)、2000年の福島記念(G3)を制したゴーイングスズカやフェブラリーS(G1)3着の実績の持ち主シャドウクリークを生産。最近ではサワヤカラスカルが牝馬重賞で好戦している。現在、繁殖牝馬は13頭で、預託馬10頭、自己所有馬が3頭という構成だ。奥様が牧場のホームページを運営しており、管理馬が写真入りで丁寧に紹介されている。
同牧場の新井誠さんはレース当日、奥様と自宅のテレビで声援を送った。レースの感想を伺うと、「春のクラシックで戦った強い関西馬は西のトライアルにまわりましたし、関東馬の中では上位の馬だと思っていましたから、期待していました。東京スポーツ杯2歳Sでは人気薄で、勝った時は驚きの気持ちでしたが、今回は人気にもなりましたし、勝ててほっとしたという感じです。多頭数の激しい競馬でしたが、よく頑張ってくれましたね。」と、安堵のご様子。春に出走したG1レースは競馬場まで応援に駆け付けたそうで、特に、日本ダービーの出走には感慨深かったという。「牧場の生産馬としてこの馬が初めて日本ダービーに出てくれたので、とても嬉しかったです。このレースだけは独特の雰囲気を感じました。馬場が悪くてかわいそうでしたが、後方からよく伸びてくれました。」と、新井さんは笑顔で思い出を語った。
本馬は当歳時にセレクトセールに上場され、1,050万円で落札された。新井さんに当歳時の印象を伺うと、「母親に似て気の強いところがありましたが、特に手を焼くような馬ではありませんでした。父のステイゴールドはわりと小柄なタイプですが、母のディアウィンクが大きい馬なので、バランスの取れた良い体型に出ましたね。」と、振り返る。
母ディアウィンクは中央1勝。気の強いところがあるそうで、放牧地では一番先に出し入れしているという。初仔のマイネルクラッチ(父スクワートルスクワート)は中央3勝し、2番仔ドリームザドリーム(父エイシンプレストン)も中央1勝。3番仔が本馬で、これまでデビューした産駒は全て中央競馬で勝ち名乗りを挙げている。2歳には父トーセンダンスの牝馬、1歳には父ロックオブジブラルタルの牝馬がおり、デビュー前の2頭について伺うと、「2歳の仔は兄弟の中では大きく出ました。半兄の馬たちと比べると素直ですね。1歳の仔は母親に似て気の強いところがありますね。」と、新井さん。活躍している兄に続いて期待が高まる。
前哨戦を好発進し、本馬は次走予定の菊花賞(G1)でも人気を集める存在になりそうだ。新井さんは、「強い馬はいますが、その一角に入っていければ良いですね。仕事の都合がつけば京都競馬場まで応援に行きたいと思っています。関西圏のレースは初めてなので、輸送をうまくクリアしてくれると良いですね。馬名がナカヤマフェスタですから、中山競馬場で行われる有馬記念も出走できたら最高です(笑)」と、希望を膨らませている。中山での勝利を機に、更なる飛躍に期待したい。
生産はむかわ町の新井牧場。過去には1998年の目黒記念(G2)、2000年の福島記念(G3)を制したゴーイングスズカやフェブラリーS(G1)3着の実績の持ち主シャドウクリークを生産。最近ではサワヤカラスカルが牝馬重賞で好戦している。現在、繁殖牝馬は13頭で、預託馬10頭、自己所有馬が3頭という構成だ。奥様が牧場のホームページを運営しており、管理馬が写真入りで丁寧に紹介されている。
同牧場の新井誠さんはレース当日、奥様と自宅のテレビで声援を送った。レースの感想を伺うと、「春のクラシックで戦った強い関西馬は西のトライアルにまわりましたし、関東馬の中では上位の馬だと思っていましたから、期待していました。東京スポーツ杯2歳Sでは人気薄で、勝った時は驚きの気持ちでしたが、今回は人気にもなりましたし、勝ててほっとしたという感じです。多頭数の激しい競馬でしたが、よく頑張ってくれましたね。」と、安堵のご様子。春に出走したG1レースは競馬場まで応援に駆け付けたそうで、特に、日本ダービーの出走には感慨深かったという。「牧場の生産馬としてこの馬が初めて日本ダービーに出てくれたので、とても嬉しかったです。このレースだけは独特の雰囲気を感じました。馬場が悪くてかわいそうでしたが、後方からよく伸びてくれました。」と、新井さんは笑顔で思い出を語った。
本馬は当歳時にセレクトセールに上場され、1,050万円で落札された。新井さんに当歳時の印象を伺うと、「母親に似て気の強いところがありましたが、特に手を焼くような馬ではありませんでした。父のステイゴールドはわりと小柄なタイプですが、母のディアウィンクが大きい馬なので、バランスの取れた良い体型に出ましたね。」と、振り返る。
母ディアウィンクは中央1勝。気の強いところがあるそうで、放牧地では一番先に出し入れしているという。初仔のマイネルクラッチ(父スクワートルスクワート)は中央3勝し、2番仔ドリームザドリーム(父エイシンプレストン)も中央1勝。3番仔が本馬で、これまでデビューした産駒は全て中央競馬で勝ち名乗りを挙げている。2歳には父トーセンダンスの牝馬、1歳には父ロックオブジブラルタルの牝馬がおり、デビュー前の2頭について伺うと、「2歳の仔は兄弟の中では大きく出ました。半兄の馬たちと比べると素直ですね。1歳の仔は母親に似て気の強いところがありますね。」と、新井さん。活躍している兄に続いて期待が高まる。
前哨戦を好発進し、本馬は次走予定の菊花賞(G1)でも人気を集める存在になりそうだ。新井さんは、「強い馬はいますが、その一角に入っていければ良いですね。仕事の都合がつけば京都競馬場まで応援に行きたいと思っています。関西圏のレースは初めてなので、輸送をうまくクリアしてくれると良いですね。馬名がナカヤマフェスタですから、中山競馬場で行われる有馬記念も出走できたら最高です(笑)」と、希望を膨らませている。中山での勝利を機に、更なる飛躍に期待したい。