2026年09月21日 神戸新聞杯 G2
優勝馬:ロブチェン
プロフィール
- 生年月日
- 2023年04月09日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:6戦5勝
- 総収得賞金
- 695,132,000円
- 父
- ワールドプレミア
- 母 (母父)
- ソングライティング(USA) by Giant's Causeway(USA)
- 馬主
- フォレストレーシング
- 生産者
- ノーザンファーム (安平)
- 調教師
- 杉山 晴紀
- 騎手
- 松山 弘平
ロブチェンが菊花賞(G1)の前哨戦となる、神戸新聞杯(G2)を勝利した。
内から伸びてきたアウトラムスをハナ差交わしての勝利となったが、思えば日本ダービー(G1)も頭差。皐月賞(G1)とホープフルS(G1)は3/4馬身差を付けての勝利と、着差は僅かでも勝ちきってしまうあたりに、ロブチェンの強さが証明されている。
「毎回、ハラハラさせてくれます(笑)。今回は苦しい展開的となった中でも、しっかり勝ちきってくれる走りに、この馬の勝負根性や、競走馬としての絶対的な強さが感じられました」と話すのは、ノーザンファーム早来の加我烈士厩舎長。この夏、ロブチェンは牧場での調整となったが、その調整の過程を取材すべく、多くの競馬マスコミがロブチェンと加我烈士厩舎長の元を訪れた。
「十分に高い能力を持っているのは証明されてきただけに、調整では無事に厩舎へと送りだすことを大前提に取り組んできました」
レースの疲れを取った後に乗り出した当初は力んで走る面も見られたが、次第にリラックスして走れるようになっていった。
「菊花賞(G1)の距離を考慮した上で、ゆったりと走れるようにしたいとは思ってきましたが、元々賢い馬だっただけに、こちらの意図をすぐに感じ取ってくれました」
お盆明けには本州へと移動。その頃に計った馬体重も成長と移動による馬体減を考えた場合に、ベストな数字となっていた。
「神戸新聞杯(G2)は日本ダービー(G1)よりも若干馬体を減らしていましたが、デビューしてからの馬体重の推移を見ても、このぐらいが走りやすい身体なのでしょう。神戸新聞杯(G2)のパドックもリラックスして歩けていましたし、力を出せる状態に仕上げてもらえたと思いました」
時には逃げ、時には差しきりと、多彩なレースを見せているロブチェンであるが、神戸新聞杯(G2)では中団からポジションを上げていく。
「トライアルだけに、本番を見据えたレースになると思っていましたが、ゲートを出たなりのポジションが、あの位置取りになったと思います。スローの展開となった中で、どの程度脚を使ってくれるのかと思っていましたが、直線に入ってから身体が沈み込んだ時に、勝ち負けのレースになると思いました」
ロブチェンが育成時から見せていた「沈みこむ走り」。それは初重賞勝利を初G1制覇で飾ったホープフルS(G1)や皐月賞(G1)、そして日本ダービー(G1)でも見せていた、勝利に近づく走りでもあった。
この勝利は三冠制覇を目指すロブチェンにとって、心強いデータともなった。これまでの二冠馬で、神戸新聞杯(G2)を制した3頭(2005年…ディープインパクト、2011年…オルフェーヴル、2020年…コントレイル)はいずれも菊花賞(G1)を勝利して、見事に三冠を達成している。
「レース前からそのデータを知っていただけに、勝った時にはどこか一安心しました。春は松山騎手や杉山先生、そしてノーザンファームしがらきの力で勝たせてもらえましたが、今回は自分たちの力も加えることになった中で、上手くバトンを渡せた結果になったと思います。今までの三冠馬とは違い、圧倒的なパフォーマンスは見せていませんが、それでも勝ちきるという姿を、菊花賞(G1)でも見せてもらいたいです」そう話してくれた加我烈士厩舎長は、菊花賞(G1)のレース当日は京都競馬場へと向かう。
「強い馬も揃っていますが、日本ダービー(G1)で感じた喜びや感動を、また味わいたいです」と期待を寄せる加我烈士厩舎長。史上9頭目の三冠制覇が叶った時、加我烈士厩舎長だけでなく、多くの競馬ファンもまた、喜びや感動など、様々な感情がほとばしることとなるのだろう。
















