2026年08月23日 キーンランドC G3
優勝馬:サウンドモリアーナ
プロフィール
- 生年月日
- 2022年04月12日 04歳
- 性別/毛色
- 牝/栗毛
- 戦績
- 国内:15戦6勝
- 総収得賞金
- 127,099,000円
- 父
- ミッキーアイル
- 母 (母父)
- サウンドリアーナ by ケイムホーム(USA)
- 馬主
- 増田 雄一
- 生産者
- 本間牧場 (門別)
- 調教師
- 武 英智
- 騎手
- 武 豊
サマースプリントシリーズ第5戦「第21回キーンランドC(G3)」が8月23日、札幌競馬場芝1,200mコースで行われ、逃げたウインカーネリアンをマークする位置でレースを進めた武豊騎手騎乗の5番人気のサウンドモリアーナが直線なかばで先頭に立つと、最後はやや外に張りながらもしっかりと伸びて1分7秒7(良)で先頭ゴールイン。2度目の重賞チャレンジで初のビッグタイトルを手中にした。通算成績は15戦6勝2着2回3着2回(重賞1勝)。
管理する武英智調教師にとっては今年2月の京都記念(G2)(優勝馬ジューンテイク)に続くJRA重賞勝利で今年2勝目、通算17勝目。武豊騎手にとっては、6月の宝塚記念(G1)(優勝馬メイショウタバル)に続く重賞勝利で今年6勝目、通算372勝。なお、武豊騎手はキーンランドC(G3)12回目の騎乗で初勝利。この勝利により、現在、札幌競馬場で施行されている重賞の完全制覇を達成した。
サウンドモリナーナの生まれ故郷は日高町の本間牧場。1958年(昭和33年)創業というから60年以上続く歴史ある生産牧場で、牧場3代目当主となる充さんが93年に法人化。以来、共同代表を務める4代目当主の康典さんを中心に約50haという広い土地を使い、家族とスタッフ2名で25頭の繁殖牝馬を繋養。強く丈夫な馬づくりを行っている生産牧場だ。「馬たちがストレスを感じないように、そして自分たちの目の届く範囲の頭数を超えないようにと」と丁寧な馬づくりに励んでおり、過去には2022年のR-NIKKEI杯京都2歳S(G3)に勝ったグリューネグリーンや、今春のシンザン記念(G3)2着サウンドムーブ、同じく3月の昇竜Sに勝ったスマートジュリアスなどを送り出している。
札幌競馬場でレースを観戦していたという本間康典代表は「ちょうど1年前、札幌競馬場で連勝した時に比べると馬が成長していましたし、パドックでもキビキビ歩いてすごく良い状態に見えました。もちろん、期待はしていましたが、G1勝馬2頭を含め、強い馬たちがたくさんいましたので胸を借りるつもりで、少しでも今後につながるようなレースをして欲しいと願いながらレースの発走時刻を待っていました」という生産者の思いを、良い意味で裏切る快走劇。「前を交わしてからは、後ろから来る馬だけを見ていました。本当に嬉しかったです」と相好を崩した。
母は2012年のファンタジーS(G3)に勝ち、翌年のユニコーンS(G3)2着のサウンドリアーナ。ミッキーアイルとの配合は、増田オーナーによるものだという。
「母サウンドリアーナは今年16歳になりましたが、受胎も仔出しもよく、適度な放任主義で仔育ても上手。余計なことをしない理想的な母親ですが、やはり気持ちが入ったときのパワーはさすが重賞勝ち馬だなというくらいの力強さがあります」という。サウンドモリアーナは、その第6仔だ。
「牧場時代は大人しくて、扱い易い馬。ケガや病気とも無縁で、逆に印象に残らないような馬だったのですが、バランスの良い馬体でトップラインが綺麗な馬でした」と当時の印象を話してくれた。
「次走はスプリンターズS(G1)になると思いますが、さらにメンバーが強くなりますので、前回と同様に胸を借りるつもりで、応援に行きたいです。簡単な競馬をさせてくれるとは思っていませんが、この馬らしい競馬を期待したいです」とエールを送っている。
















