2026年05月02日 京王杯スプリングC G2
優勝馬:ワールズエンド
プロフィール
- 生年月日
- 2021年02月14日 05歳
- 性別/毛色
- 牡/黒鹿毛
- 戦績
- 国内:10戦5勝
- 総収得賞金
- 139,713,000円
- 馬主
- (有) キャロットファーム
- 生産者
- ノーザンファーム (安平)
- 調教師
- 池添 学
- 騎手
- 津村 明秀
ワールズエンドの馬名の由来は、母リラヴァティの「スリランカの女王」からの連想で、スリランカのホートン・プレインズ国立公園にある、切り立った崖の「ワールズ・エンド」から名付けられている。
「地の果て」とも言われる「ワールズ・エンド」だが、この京王杯スプリングC(G2)では、芝短距離界における輝かしい未来へと繋がるようなレースを見せた。
「1歳の9月に、イヤリングから入場して来た頃の馬体重は433kgと小柄でしたが、乗り慣らしの印象としては柔軟さがあって、いい馬との印象がありました」と話すのは、ノーザンファーム空港の高見優也厩舎長。育成時は馬体を成長させながらの調教を行っていったが、2歳の3月には右トモのハ行、その後にも左飛節に腫れが見つかるなど、思うように調教を進められない日が続く。
「元々早期のデビューではないと思っていたので、馬本位で調教を進めてきました。それでも9月末には本州へと送れていますし、能力の高さや成長力を考えても、まだまだ良くなる馬だと思っていました」
その期待通りに2月3歳のメイクデビュー京都を勝利すると、次走はアーリントンC(G3)へと挑戦。そのレースでは4着に敗れたが、その後は連対を外さない安定したレース内容で、確実にクラスを上げていく。
「藤原先生が間隔を取りながらレースを使ってくれたことによって、いい状態でレースに臨めたのでしょう。また、ノーザンファームしがらきのスタッフの管理も、この活躍を支えてくれました」
2度目の重賞挑戦となった昨年のスワンS(G2)では1番人気の支持を集めるも、重賞を沸かしてきた馬たちのプレッシャーもあって、8着に敗退。続くリゲルSでは勝馬から0秒1差の2着となるも、レース後に鼻出血が判明し、休養を余儀なくされる。
リゲルSから約5か月ぶりの出走となった京王杯スプリングS(G2)。管理を行う池添厩舎の調教でも好タイムを記録するなど、鼻出血の影響は感じられず、レースでも3番人気を集める。
「外枠からどんなレースをするのだろうかと思っていましたが、津村明秀騎手が思い切った騎乗を見せてくれました」
その京王杯スプリングC(G2)では果敢に先頭に立つと、後方から追い込んできたセフィロの追撃をアタマ差凌いでの勝利。休み明けとは思えない程に息もできあがっていたのは、陣営の管理のたまものであり、そして、この休養期間にワールズエンドも強くなっていた証と言える。
次走は安田記念(G1)への出走を表明。同じコースながらも1ハロン延長かつ、更にメンバーは強くなるが、高見優也厩舎長はワールズエンドの成長力に期待を寄せる。
「厩舎や陣営に大事に使ってもらったことが、ここに来ての本格化に繋がった感があります。まだまだ強くなる馬だと思いますし、安田記念(G1)でもどんなレースを見せてくれるか楽しみです」
ワールズエンドは安田記念(G1)でも先手を奪ったのならば、その名の通りに「地の果て」まで逃げ切るようなレースを見せてもらいたい。
















