重賞ウィナーレポート

2026年04月19日 福島牝馬S G3

2026年04月19日 福島競馬場 晴 良 芝 1800m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:コガネノソラ

プロフィール

生年月日
2021年05月06日 05歳
性別/毛色
牝/芦毛
戦績
国内:13戦5勝
総収得賞金
127,088,000円
ゴールドシップ
母 (母父)
マイネヒメル  by  ロージズインメイ(USA)
馬主
(有) ビッグレッドファーム
生産者
ビッグレッドファーム (新冠)
調教師
菊沢 隆徳
騎手
菊沢 一樹

 優勝馬には5月17日に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル(G1)への優先出走権が付与される「福島牝馬S(G3)」は新冠町のビッグレッドファーム生産で9番人気コガネノソラが後方待機策から最後直線で外から力強く脚を伸ばして優勝。一昨年のクイーンS(G3)以来の重賞制覇で通算成績を13戦5勝2着1回3着2回(重賞2勝)とした。管理する菊沢隆徳調教師にとっては、2024年クイーンS(G3)以来のJRA重賞勝利で通算14勝目。騎乗した菊沢一樹2019年の七夕賞(G3)(優勝馬ミッキースワロー)以来のJRA重賞勝利で通算2勝目は、嬉しい父仔揃っての重賞勝利となった。

 同馬を生産し、また馬主として所有するビッグレッドファームの蛯名聡マネージャーは「今回は、テレビ観戦でした。もちろん、期待はしていましたがボルトを埋め込むほどの大きな骨折(右第3中手骨々折)を経験し、一時は現役生活の続行が危ぶまれた馬でした。そういう経験があっただけに、今回、外から脚を伸ばしているのを確認した時もどこか冷静に観る事が出来て、あとからじわじわと喜びが沸き上がってきました。レースを観ていてこういう気持ちになったのは、ビッグレッドファームに入社して30年目にして初めてでした」と振り返った。

 そんなコガネノソラこと、マイネヒメルの21はゴールデンウイークも終わりかけた5月6日に産まれている。「お産も無事で、健康的な仔馬でした。特に大きな病気や怪我などもなく、すくすく順調に育ってくれました」

 それは、本格的な育成をスタートさせたあとも変わらず「牧場では経験年数の若いスタッフが担当していたくらいですから気性も素直で扱いやすい馬だったはずです。その一方では俊敏な運動神経をもっていたようで、エピソードもいくつかあったと聞きます」。

 コガネノソラという馬名は黄金色に輝く空、という意味。ビッグレッドファームでは従業員から馬名を募っているそうで「おそらくゴールドシップのゴールド(金)と新冠の大空からの連想でしょう。牧場スタッフの自由な発想でセンスの良い馬名をつけることができました」と話してくれた。

 今回は骨折による長期休養明け2戦目。復帰初戦は長期休養明けを感じさせる内容だったが、中間の動きからは馬が勝負勘を取り戻しつつある事を感じ取っていた。半信半疑だったという気持ちは否定できなかったというが、見事その期待に応えてくれた。「大きなケガを経験している馬ですから、まずは無事に牧場に戻ってきて欲しいというのが1番ですが、この後は6月の府中牝馬S (G3)に向かうようです。1,800mの距離は、コガネノソラ得意の距離ですから頑張ってほしいですね」と期待に胸を膨らませている。