2026年04月11日 NZトロフィー G2
優勝馬:レザベーション
プロフィール
- 生年月日
- 2023年04月19日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/青鹿毛
- 戦績
- 国内:6戦2勝
- 総収得賞金
- 64,218,000円
- 馬主
- 中村 伊三美
- 生産者
- 松田牧場 (静内)
- 調教師
- 松下 武士
- 騎手
- 原 優介
上位3着までにNHKマイルC(G1)への優先出走権が付与される「NZトロフィー(G2)」が4月11日中山競馬場で行われ、道中は2番手でレースを進めた新ひだか町の松田牧場生産の6番人気レザベーションが最後の直線でも衰えぬ脚色で1分33秒3のタイムで押し切って優勝。初の重賞挑戦で、重賞初制覇を記録した。管理トレーナーの松下武士調教師にとっては今年のチューリップ賞(G2)(優勝馬タイセイボーグ)に続くJRA重賞勝利で通算14勝目。鞍上の原優介騎手にとっては今年のフラワーC(G3)(優勝馬スマートプリエール)に続くもので通算2勝目の重賞タイトルとなった。
リザベーションを送り出した新ひだか町の松田牧場。昭和26年創業という歴史ある牧場で、現在代表を務める松田大地社長の祖父、松田文雄氏によって馬産の歴史をスタートさせたそうで、その歴史の中で1980年のJRA賞最優秀2歳牝馬で、翌年のオークスに勝ったテンモンや2012年の新潟2歳S(G3)優勝ザラストロ、あるいは2014年の福島牝馬S(G3)、2015年の京都牝馬S(G3)を勝ったケイアイエレガントを生産している、現在は、松田社長以下3人で約20頭の繁殖牝馬を管理。「生産牧場として、日々の観察が大事だと思っています。少しでも異変に気付いたら、獣医師や装蹄師と相談してしっかりとケアをする。自分が出来ることを、手を抜かずにやり続けるだけ」と馬に寄り添った生産活動を心がけているそうだ。JRA重賞勝利は、カルチャーデイによる2023年のファンタジーS(G3)以来。「大切に育ててきている血統だけに嬉しい」と白い歯を見せた。
この日、牧場テレビで応援していたという松田社長は「スタートがあまり上手な馬ではなく、初勝利まで時間を要した馬ですが、前走の未勝利戦が強い内容だったので、強いメンバー相手にどんな競馬をしてくれるのか楽しみにしていました」と期待を込めての応援だったそうだが「最後の直線では交わされたようにも見えましたが、本当によく頑張ってくれたと思います。すべてが上手くいったような印象ですが、レースセンスを感じさせてくれるような競馬で、馬自身の成長を感じる1戦でした」と喜んでいる。
同馬は北海道市場セレクションセール取引馬だ。「(祖母セクシーココナッツからの血統は)牧場としても期待している血統で、生まれた時のレザベーションは少々小ぶりでしたが、とてもバランスの良い綺麗な馬でした。性格的にもファミリー特有の気の強さを持ち合わせており、私自身は高い評価をしていた馬です。せりで声がかかった時は嬉しかったです」と当時を思い出して声を弾ませた。
ダノンプレミアムとの配合は、松田社長が決めたそうだ。「母プレノタートはフィリーズレビュー(G2)3着で、桜花賞(G1)にも駒を進めています。現役時代は芝1,400m~1,800mで3勝を記録しているように持ち味は芝のスピード競馬。それを活かすための配合ですが、上手くいきました」と笑顔を広げた。
次走はNHKマイルC(G1)を予定している。松田牧場としては、先の天皇賞(春)(G1)ケイアイサンデラに続くG1挑戦となる。
「さらに強い馬たちが相手になると思いますが、そこに挑戦できるのは厩舎関係者はじめ、オーナーなど関係したすべての方々のおかげだと思っています。自分はまだ仕事が残っていますので、牧場からの応援になると思いますが、ケガすることなく、悔いが残らないような競馬で、1つでも上の着順を目指して欲しいと願っています」とレースを待っている。
















