2026年04月04日 チャーチルダウンズC G3
優勝馬:アスクイキゴミ
プロフィール
- 生年月日
- 2023年01月31日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:2戦2勝
- 総収得賞金
- 47,997,000円
- 父
- ロードカナロア
- 母 (母父)
- インピード(GB) by Bated Breath(GB)
- 馬主
- 廣崎利洋HD (株)
- 生産者
- ノーザンファーム (安平)
- 調教師
- 藤原 英昭
- 騎手
- 坂井 瑠星
今年2月に東京競馬場で行われた3歳新馬戦を勝利して、デビュー2戦目となるチャーチルダウンズC(G3)で重賞初制覇をあげたのが、ノーザンファーム生産馬のアスクイキゴミとなる。
アスクイキゴミは2023年のセレクトセール当歳セッションにおいて、廣崎利洋HD(株)が9,460万円(税込)で落札している。祖母のCoralineは仏G1カドラン賞(G1)勝馬のReefscapeを始めとして、4頭の重賞馬の母となった名牝であり、近親には種牡馬として活躍するKingmanの名前もある。
「入場時の印象としては、幼さと共に緩さも感じられました。それもあって、成長曲線に合わせる形でじっくりと乗り込んできました」と話すのは、騎乗育成を手掛けたノーザンファーム空港の藤波明厩舎長。その後の調整は順調に進み、2歳の8月には札幌競馬場でのゲート試験に合格する。
「その後は態勢を整えるべく、再度、牧場での調整を続けていきました。ゲート試験を受ける前の調教でも時計は出ていたのですが、動きだけでなく、身体にもメリハリがあればと思っていました」
その後はリフレッシュも挟みながら調教を行っていったアスクイキゴミであるが、刺激を入れるためにより速い時計での調教を行ったところ、藤波明厩舎長の想像をはるかに超えるような反応の良さを見せていく。
「ひょっとしたら、物凄い馬なのかもしれないと思うようになりました。それを契機としたかのように、心身ともにメリハリが出てきて、1歳の11月に本州へと送り出すことができました」
デビュー初戦を解消したアスクイキゴミは、いきなりチャーチルタウンズC(G3)で重賞へと挑戦する。
「初戦の勝ち方も良かったので、クラスが上がってからもいいレースになるのではと思っただけでなく、アスクイキゴミにとっても、ここで重賞に出走するのはいい経験になるのではとも思いました」
速い時計を出した際に、殻を破ったかのような動きを見せたアスクイキゴミであるが、結果としてデビュー2戦目での重賞挑戦もまた、次のステップへ飛躍するためのきっかけとなっていく。
1番人気を集めたのは、シンザン記念(G3)で重賞初制覇を果たしたサンダーストラックであり、その後には重賞レースで高い支持を集めた馬たちが、上位人気に支持されていく。
アスクイキゴミの評価は5番人気にとどまったが、雨が降って稍重の馬場の中、好スタートを決めていく。道中は先手を取ったユウファラオを前に置いてレースを進めていくと、最後の直線ではそのユウファラオを捉えての勝利。上がりタイムもメンバー中、第2位タイとなる33秒7でまとめる、そつのないレースを見せた。
「馬格のある馬なので、レースを使ってからの方が、よりレースの出来る身体になってくるとも思っていました。また、器用さもある馬なので、前に行ってからもコントロールが効くだけでなく、器用な立ち回りもできたのでしょう」
これで芝のマイル戦は2戦2勝。右回り、左回りの双方で勝ち鞍をあげただけでなく、馬場条件も問わない走りを証明した。
「まだ成長できる馬だと思っていますし、今後もこの条件を中心に更なる活躍が見込めると思っています」と今後のG1戦線での活躍を期待する藤波明厩舎長。重賞初挑戦での初優勝を果たしたアスクイキゴミが、この経験を糧として、次のレースではどれほど強くなっているかが楽しみでならない。
















