2026年03月07日 フィリーズレビュー G2
優勝馬:ギリーズボール
プロフィール
- 生年月日
- 2023年05月01日 03歳
- 性別/毛色
- 牝/栗毛
- 戦績
- 国内:3戦2勝
- 総収得賞金
- 60,788,000円
- 馬主
- (有) キャロットファーム
- 生産者
- ノーザンファーム (安平)
- 調教師
- 手塚 貴久
- 騎手
- 西塚 洸二
18頭立てで行われた今年のフィリーズレビュー(G2)。その中にノーザンファーム生産馬は5頭となったが、うち3頭がノーザンファーム空港A5厩舎の育成馬となった。
「勝ったギリーズボールに加えて、ショウナンカリスとファニーバニーも育成馬となります。ショウナンカリスとファニーバニーは、昨年の北海道シリーズで勝ちあがらせることを目標に育成してきました。その後も安定した活躍を続けて、クラシック戦線を沸かせてくれていることは嬉しいですね」と話すのはB5厩舎の中川晃征厩舎長。一方でギリーズボールは、デビューが9月のメイクデビュー中山となったように、先にデビューしていた2頭よりも、時間を掛けながら調教を行ってきた。
「背中の良さなどからしても高い素質を持っていた一方で、体質がそこほど強くは無く、この血統特有と言える、成長の遅さも感じられました。それもあって、秋の中山開催でのデビューを目標としていました」
そのメイクデビューでギリーズボールは、単勝1.6倍という圧倒的な支持に応えて勝利。特に終いの切れは重賞級と報じるマスコミの報道もあった。
「能力がなければ、あの脚も使えなかったでしょうしあの勝ち方を見た時は、上のレースでも楽しみだと思うようになりました」
ただ、2番人気の評価を背負って出走したフェアリーS(G3)は、スタートで出遅れた上に、道中もリズムを欠く走りで13着に敗退。それもあって、フィリーズレビュー(G2)では10番人気まで評価を落としていた。
「フィリーズレビュー(G2)は追い切りも良かったですね。ショウナンカリスとファニーバニーも出走しましたが、新馬戦で示してくれた能力的にも、桜花賞(G1)の出走権に一番近い馬はギリーズボールではないかと思っていました」
比較的落ち着いた流れとなったレースは、逃げたアイニードユーが粘り込みを図るところを、西塚洸二騎手の手綱に導かれ、直線で果敢にインを付いてきたのがギリーズボールだった。メイクデビューでも見せた末脚の鋭さをここでも発揮して、アイニードユーを交わし切ると、後方からの追い込んできたサンアントワーヌの追撃も振り切って、見事に初重賞制覇を成し遂げた。
このレースの勝利で桜花賞(G1)の優先出走権を掴んだが、馬体の回復を待つ形で桜花賞(G1)を回避し、所属する(有)キャロットクラブから発表された。
「まだまだ馬体も含めて成長できる馬だけに、いい状態で次のレースに臨んでもらいたいと思います」と話す中川晃征厩舎長。重賞級であることを証明した切れのある末脚は、次はG1でも遺憾なく発揮されていきそうだ。
















