2026年03月01日 中山記念 G2
優勝馬:レーベンスティール
プロフィール
- 生年月日
- 2020年03月08日 06歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:15戦7勝
- 総収得賞金
- 331,566,000円
- 馬主
- (有) キャロットファーム
- 生産者
- 広富牧場 (門別)
- 調教師
- 田中 博康
- 騎手
- 戸崎 圭太
優勝馬には、大阪杯(G1)への優先出走権が付与される中山記念(G2)が3月1日、中山競馬場芝1,800mを舞台に行われ、道中は好位のインでしっかりと折り合った戸崎圭太騎手騎乗の3番人気レーベンスティールが、最後の直線で狭いスペースを割って出るように抜け出して先頭ゴールイン。4年連続、5つ目の重賞タイトルの獲得となり、通算成績を16戦7勝2着2回3着1回とした。管理する田中博康調教師にとっては昨年の毎日王冠(G2)(優勝馬レーベンスティール)以来のJRA重賞勝利で通算13勝目。手綱を取った戸崎圭太騎手にとっては、今年の京成杯(G3)(優勝馬クリーンエコロジー)に次ぐ重賞勝利で通算88勝となった。
レーベンスティールの生まれ故郷は、日高町の広富牧場。1973年(昭和48年)に創業された生産牧場で、現在は代表を務める高橋裕子さんの長女、三千代さんを中心に4人のスタッフで20数頭の繁殖牝馬を繋養。強く、丈夫であることはもちろん「人間が伝えようという事に対して、真剣に聞く耳を持つ馬を育てたい」という馬づくりをしている。
春は、生産牧場にとって繁忙期。この日、三千代さんは、高橋裕子代表と一緒にテレビの前から愛馬を応援していたそうだ。「いつ出産してもおかしくない馬がいて、パドックすら見ることが出来ませんでした」と苦笑い。幸い、レースの発走時刻にはテレビの前に戻ってくることが出来たそうだが、そんな慌しい中でのレース観戦だったそうだ。
「もちろん期待はしていました。このレースは、過去にレーベンスティールに騎乗した経験があるジョッキーが人気馬に騎乗していたこともあって、どんなポジション争いになるのだろうかと思っていましたが、1コーナーから向こう正面、4コーナーまで戸崎圭太騎手が揉まれないようなポジションを走らせてくれた事が最大の勝因だったと思います。テレビの画面を通してですが、馬が一生懸命ではなくて気持ち良さそうに走っているように見えました」と冷静にレースを振り返り「ただ、ずっとインコースを走っていたので、脚は溜まっていても、最後の直線で進路を確保できるのだろうか」と抜け出すまではハラハラしていたそうだが、戸崎圭太騎手に導かれた愛馬は、狭いところを一瞬のうちに抜け出した。
「前にいた馬たちや、追い込んできた馬たちに騎乗していたジョッキーがまっすぐに馬を走らせてくれたのが印象に残るレースになりました。本当に嬉しかった」と声を弾ませた。
牧場の時代のレーベンスティールは「成長曲線がゆっくりの馬」だったそうだ。そのため、3月8日生まれであっても北海道市場のサマーセールではなくてセプテンバーセールを選んで、ノーザンファーム関係者の目に留まった。
「そういう成長曲線を描いた馬ですから、これからもまだまだレーベンスティールらしい走りを見せてくれると思いますが、今後のローテーションなどはオーナーと厩舎サイドで決めてくれると思います。私たちの立場では出走するレースを応援するだけ。牧場では今年、レーベンスティールの全弟が生まれていますので、ケガ無く無事に次のステージへと送り出せるようしっかりと管理したい」と気を引き締めている。
















