2026年02月01日 シルクロードS G3
優勝馬:フィオライア
プロフィール
- 生年月日
- 2021年03月02日 05歳
- 性別/毛色
- 牝/栗毛
- 戦績
- 国内:16戦6勝
- 総収得賞金
- 131,403,000円
- 馬主
- (株) 友駿ホースクラブ
- 生産者
- 日高大洋牧場 (門別)
- 調教師
- 西園 正都
- 騎手
- 太宰 啓介
春の短距離王決定戦「高松宮記念(G1)」へ向かう上で、重要な前哨戦に位置づけられている「シルクロードS(G3)」が2月1日、京都競馬場芝1,200mで行われ、マイペースで先行した太宰啓介騎手騎乗の16番人気フィオライアが持ち前のしぶとさを発揮して、押し切り勝ち。デビュー16戦目、3度目の重賞挑戦で重賞初勝利となった。3月に定年を控えている西園正都調教師にとっては2024年の京阪杯(G3)(優勝馬ビッグシーザー)以来の重賞勝利で通算32勝目。手綱を取った太宰啓介騎手は2024年アンタレスS(G3)(優勝馬ミッキーヌチバナ)以来の重賞勝利で通算8勝目となった。
同馬の生まれ故郷は日高町の日高大洋牧場。1969年創業という総合牧場で、過去には1998年の日本ダービー(G1)などG1競走4勝のスペシャルウィークや、クイーンC(G3)に勝って、2003年のオークス(G1)2着チューニー、京都牝馬S(G3)優勝馬で2004年の桜花賞(G1)2着アズマサンダーズなどを送り出している。JRA重賞勝利は2022年の小倉記念(G3)(優勝馬マリアエレーナ)以来で通算18勝目。現在は毎年20頭前後を生産し、育成から調教を行っている。
レース当日、同牧場の小野田宏代表は牧場テレビから愛馬に声援を送っていたそうだ。「人気はありませんでしたが、デビュー戦ではジューンブレア相手に一騎打ちを繰り広げた馬。ここ2戦は56kgを背負っていましたが、今回はハンデ戦で2kg減。流れが向けば、今までとは違った競馬が出来るのではないかと期待していました」と話し「この結果は良い状態でレースに送り出してくれた西園厩舎の方々と、思い切ったレースをしてくれた太宰啓介騎手のおかげ。最後はハンデ戦らしく横一線となりましたが、最後まで頑張ってくれたのは、スタートから気持ちよく走らせてくれたからだと思います」と冷静にレースを振り返った。
途中、脚部不安で順調に使い込めない時期もあったが、デビューからわずか7戦の間に4勝を上げてオープン入りした好素質馬。逃げ馬の宿命で展開に左右される面があるのは否定できないが、昨年夏の札幌競馬UHB賞では、1~5着までが同タイムという激戦を堂々逃げ切り、そのスピードがオープンクラスでも通用することを示している。
そんなフィオライアの牧場時代は「ファインニードルの産駒らしくスピード馬としての素質の片鱗を見せていた」そうだ。母フルールシチーも芝1,200mで5勝をあげたスピード馬。母系は、日高大洋牧場が四半世紀ほど前に米国から代理人をとおして輸入した米重賞勝馬シンフォニーレディにさかのぼり、代々同牧場で育んでいたファミリーだ。「けがや病気とは無縁の健康優良児。筋肉の付き方などはフルールシチーの父サクラバクシンオーに似ているところもありましたし、気の強いところは母親と良く似ていましたね」と振り返り「長くお世話になった西園正都先生に恩返しという意味でも嬉しい勝利です。馬は、まだ5歳馬。これからも、この馬らしい競馬で頑張って欲しいです」と期待している。
















