重賞ウィナーレポート

2026年01月25日 AJCC G2

2026年01月25日 中山競馬場 晴 良 芝 2200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ショウヘイ

プロフィール

生年月日
2022年03月15日 04歳
性別/毛色
牡/黒鹿毛
戦績
国内:8戦3勝
総収得賞金
233,629,000円
サートゥルナーリア
母 (母父)
オーロトラジェ  by  オルフェーヴル
馬主
石川 達絵
生産者
ノーザンファーム (安平)
調教師
友道 康夫
騎手
川田 将雅

 昨年から今年にかけて、ノーザンファームミックスセール出身馬の活躍が目覚ましい。

 2022年の上場馬で、7,920万円(税込)で落札されたリラエンブレムは、昨年のシンザン記念(G3)を優勝。2023年の上場馬で、2,310万円(税込)で落札されたロブチェンは昨年のホープフルS(G1)を優勝。ノーザンファームミックスセール出身馬としては、初めてのG1馬となった。

 そして2022年の上場馬で、4,400万円(税込)で落札されたショウヘイは、昨年の京都新聞杯(G2)に続き、今年のAJCC(G2)を優勝。日本ダービー(G1)では3着となるなど、昨年の牡馬クラシック戦線を沸かせた馬が、今年の更なる飛躍を予感させる勝利となった。

 ショウヘイの話を聞かせてもらったのは、ノーザンファーム早来の林宏樹調教主任。まず、デビュー以来初めて掲示板を外した、昨年の菊花賞(G1)について話を聞かせてくれた。

 「菊花賞(G1)は初めての距離もありましたが、ジョッキー(岩田望来騎手)もレース後に折り合いに苦労したと話していたように、テンションの高さが悪い方に出てしまったようです。それだけにAJCC(G2)は、どこまで我慢をさせるかが課題になると思っていました」

 それを上手くなだめ込んだのが、鞍上を務めた川田将雅騎手だった。重賞初制覇となった京都新聞杯(G2)でも騎乗経験のある川田将雅騎手は、横一線のスタートからポジションを上げていき、先行馬を見る形で4番手からレースを進めていく。

 「レース後に友道康夫先生とも話す機会がありましたが、終始、前に行きたがっていたようです。それだけに辛抱強く乗ってくれた川田将雅騎手の騎乗を称えていました」

 アウスヴァールがハナを切っていった競馬は、縦長の隊列となり、1,000m通過も58秒7というよどみない流れになっていく。最後の直線ではエヒトが先頭に立つも、勝負どころまで我慢をさせていたショウヘイが残り100mで先頭に立ち、そのまま押し切っての勝利。自身も「強い4歳世代」の1頭であることをアピールしてみせた。

 レース後は登録を行っていたドバイターフ(G1)と、ドバイシーマクラシック(G1)に出走するプランもあったが、この度、4月5日に阪神競馬場で行われる、大阪杯(G1)への出走を正式に証明。自身初のG1タイトルを目指すこととなった。

 馬名の由来となる「ショウヘイ」は、各分野で活躍している「ショウヘイさん」からの連想となる。その「ショウヘイ」の代表格となるのが、MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手と言える。

 大阪杯(G1)の約1か月前となる3月上旬からは、大谷選手も出場する「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC」が開催される。大谷翔平選手が2023年大会に続いて、今大会でもMVPとなるような活躍を残した暁には、大阪杯(G1)での「ショウヘイ」に対する注目度が、更に上がってきそうだ。