重賞ウィナーレポート

2026年01月25日 プロキオンS G2

2026年01月25日 京都競馬場 晴 良 ダ 1800m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ロードクロンヌ

プロフィール

生年月日
2021年03月08日 05歳
性別/毛色
牡/黒鹿毛
戦績
国内:15戦5勝
総収得賞金
171,232,000円
リオンディーズ
母 (母父)
リラコサージュ  by  ブライアンズタイム(USA)
馬主
(株) ロードホースクラブ
生産者
ケイアイファーム (三石)
調教師
四位 洋文
騎手
横山 和生

 優勝馬には、フェブラリーS(G1)への優先出走権が付与される「第31回プロキオンS(G2)」が1月25日に京都競馬場で行われ、道中は単独3番手を進んだ横山和生騎手騎乗の1番人気ロードクロンヌが粘り込みを図る2着馬をゴール前できっちり捉えて、デビュー15戦目で嬉しい重賞初勝利を記録した。管理トレーナーの四位洋文調教師にとっては2025年のファンタジーS(G3)(優勝馬フェスティバルヒル)以来のJRA重賞勝利で通算7勝目。手綱を取った横山和生騎手にとっては2025年大阪杯(G1)(同ベラジオオペラ)以来のJRA重賞勝利で通算19勝目となった。

 同馬の生まれ故郷は新ひだか町のケイアイファーム。1987年に設立され、現在は生産から育成、調教までを一貫して行っている総合牧場だ。全天候型1,200mウッドチップ坂路や800mのダートトラックコースなどを備えた本場ほか2つの牧場で繁殖牝馬はおよそ70頭。30名ほどのスタッフで強い馬づくりに励んでいる。生産馬によるJRA重賞勝利は2025年クイーンS(G3)(優勝馬アルジーヌ)以来で、通算37勝目となった。

 京都競馬場で愛馬の走りを確認したという同ファームの中村ゼネラルマネージャーは「さすがゴール前は力が入りました」とほっとしたような表情でレースを振り返ってくれた。「前走後、厩舎の方々がしっかりとケアしていただき、馬もジョッキーも最後まで本当に良く頑張ってくれたと思います。オープンに上がってからは少し嚙み合わないようなレースが続いていましたので、勝てて良かったです」とニッコリ。

 「馬体重が増えていましたが、連勝している時も含めて1番良く見えました。前走の浦和記念(Jpn2)も決して悪い状態だったとは思いませんでしたが、レース間隔が詰まっていたうえに、交通渋滞に巻き込まれて輸送で消耗した部分もあったのかもしれません。今回は馬体に張りがあって、パドックの時から気配、雰囲気が1番良かったと思います」と続けてくれた。

 牧場時代の事を伺うと「スイートピーSに勝って、オークス(G1)に出走し、秋華賞(G1)3着リラコサージュの仔ですから、血統的にも期待が高く、生まれた時から馬っぷりの良い馬でした。ただ、ほかの馬に比べると成長曲線が緩やかで、心身に身が入るまで少し時間がかかるタイプでした。デビューが遅れたのは、そのためです」。焦る気持ちを抑え、ゆっくりと成長を待って3歳2月の未勝利戦でデビュー。その初戦では経験馬相手に差のない3着と健闘したが、初勝利はデビュー6戦目の8月まで待たなければならなかった。「その当時は、のちのち重賞を勝つような馬になるとは思わなかったです」と苦笑い。

 しかし、そこできっかけをつかんだロードクロンヌは4連勝でオープンへと駆けあがると、重賞でも差のない競馬をつづけ、5歳シーズンの初戦で待望の重賞初勝利。「成長がゆっくりだった分、まだまだ成長の余地を残すと思いますし、横山和生騎手もそう言ってくれました。次走は、おそらくフェブラリーS(G1)になると思いますが、距離も、コースも変わる中で、どんな競馬をしてくれるのか楽しみにしています。自分たちの想像を超えるような走りを期待したいです」と締めくくってくれた。