2026年01月12日 シンザン記念 G3
優勝馬:サンダーストラック
プロフィール
- 生年月日
- 2023年02月10日 03歳
- 性別/毛色
- 牡/鹿毛
- 戦績
- 国内:3戦2勝
- 総収得賞金
- 50,184,000円
- 父
- ロードカナロア
- 母 (母父)
- シーブルック(NZ) by Hinchinbrook(AUS)
- 馬主
- (有) キャロットファーム
- 生産者
- ノーザンファーム (安平)
- 調教師
- 木村 哲也
- 騎手
- T.ハマーハンセン
今年のシンザン記念(G3)を制したサンダーストラックは、2023年度産のキャロットクラブの募集馬(シーブルックの2023)としてラインナップされていた。そのツアーには、騎乗育成を行ったノーザンファーム早来の野崎孝仁厩舎長の姿もあった。
「ロードカナロアの産駒で注目もされていただけでなく、大柄な馬体も目を引く存在でした。兄にあたるスカイタワーもツアーの前にいいレースをしていただけに、血統面も注目していました」
イヤリングから野崎厩舎に来た頃の馬体重も、優に500kgを超えていた。野崎孝仁厩舎長はこのスケール感を損なうことがないようにと、時間を掛けながら調教を行っていく。
「最も進んでいる組からは、少しだけペースを落としていましたが、2歳の2月頃から意識的に速い時計を出すようになってから、馬体に筋肉の張りが目立ってきました。すると、騎乗していたスタッフからも『動きが良くなってきました』との声が聞かれるようになりました」
この著しい良化を受けて当初、予定していた本州への移動時期も前倒しとなり、5月下旬にはノーザンファーム天栄に移動している。
「ロードカナロア産駒だけに適距離はマイルぐらいになるのかなと思っていましたが、こちらにいた頃はふわふわしていたというのか、集中して走れていないこともありました」
マイルで行われたメイクデビュー中山を勝利したサンダーストラックは、初戦に続き鞍上を務めたC.ルメール騎手の進言もあり、2戦目は芝2,000mの黄菊賞に出走する。ただ、距離延長に対応できなかったのと、ここでも集中力を欠く走りを見せてしまう。
「こちらで気持ちの面を修正できていればと反省をしました。ただ、木村厩舎の助手の方や、ノーザンファーム天栄のスタッフも色々と取り組んでいてくれていたのが、シンザン記念(G3)での巻き返しに繋がっていたと思います」
陣営が次走に選んだのは、再び芝のマイルに条件を戻すだけでなく、集中力を持続させるべく、ワンターンでの競馬となる京都芝1,600mのシンザン記念(G3)だった。また調教でも気持ちを集中させるべく、チークピーシズを装着させると、シンザン記念(G3)の当日にはブリンカーを着用する。
ブリンカーの効果はてきめんに表れる。レースでは行きたがるほどの前向きさを見せたサンダーストラックを、これが初騎乗となるT.ハマーハンセン騎手が巧みにコントロールしていく。最後の直線に入ってからも集中力を欠くことなく、インコースを付いていくと鮮やかにゴールを駆け抜けていった。
「育成当初の印象からすると、これほど早い時期に重賞を勝てたのは驚きでした。まだまだ伸びしろもあるだけに、今後の活躍が楽しみになりました」
シンザン記念(G3)の過去の勝馬には、アーモンドアイやピクシーナイトといった、G1馬の名前もある。出世レースを勝ったサンダーストラックもまた、輝かしい競走馬生活が待っていそうだ。
















