2025年09月18日 園田プリンセスC(GDJ)
優勝馬:ココキュンキュン
プロフィール
- 生年月日
- 2023年03月06日 02歳
- 性別/毛色
- 牝/鹿毛
- 戦績
- 国内:6戦4勝
- 総収得賞金
- 21,965,000円
- 馬主
- 大道 一徳
- 生産者
- 丸幸小林牧場 (浦河)
- 調教師
- 長南 和宏
- 騎手
- 山本 咲希到
『グランダム・ジャパン(GDJ)2025』2歳シーズン開幕戦の「園田プリンセスC(園田)」、2戦目の「金沢シンデレラC(金沢)」、そして6戦目の「ラブミーチャン記念(笠松)」を、兵庫所属のココキュンキュンが優勝。いずれのレースも先行馬を楽に追走しながら直線に向き、外を豪快に伸びて差し切る強い勝ち方。第6戦までに30ポイントを積み重ね、GDJ2歳シーズンのトップタイに立っている。
ココキュンキュンの生まれ故郷は、浦河町の丸幸小林牧場。1991年3月に創業し、現在は25頭の繁殖牝馬を管理。近隣のBTCを活用して育成も手掛けており、ココキュンキュンも生産から育成まで手掛けた1頭である。他に、南関東競馬で現役活躍中のローリエフレイバー(牝4歳、大井・月岡健二厩舎)なども生産している。
「予定日から1か月近く遅れて生まれたのですが、大きくてとてもしっかりとした馬体をしていました。人懐っこく、厩舎に行くといつもお尻をこちらに向けて『掻いて〜!』と甘えてきました」とココキュンキュンの幼少期について話すのは、丸幸小林牧場の代表小林泰子さん。
その後、健やかに成長したココキュンキュンは1歳夏に北海道市場サマーセールに上場。「せりの時点で体高157cm、体重470kgとバランス良く成長してくれました。落札していただいたオーナーからも『予算オーバーだったけど、どうしても買いたかった』と嬉しいお言葉を頂戴しました。エポカドーロ産駒の牝馬としては、とても高く評価していただいたと思っています」と、せり当日のことを思いだす。
「育成も任せていただいたのですが、馬体重が落ちることもなく、逞しく成長してくれました。当時から力強くタフな走りをしていましたね」と、育成時代から能力の片鱗を見せていたことを明かす。
「レースをするごとに成長しており、我々の想像以上の結果を出してくれています。このまま怪我なく進み、大晦日に最高のレースをしてくれることを願っています」とココキュンキュンにエールを送る小林泰子さん。2025年を締めくくる重賞・東京2歳優駿牝馬で、兵庫所属馬が2歳女王の称号を手に入れることができるか注目だ。
















