2024年07月28日 アイビスサマーダッシュ G3
優勝馬:モズメイメイ
プロフィール
- 生年月日
- 2020年02月18日 04歳
- 性別/毛色
- 牝/鹿毛
- 戦績
- 国内:14戦5勝
- 総収得賞金
- 181,270,000円
- 父
- リアルインパクト
- 母 (母父)
- インラグジュアリー by Frankel(GB)
- 馬主
- (株) キャピタル・システム
- 生産者
- 社台ファーム (千歳)
- 調教師
- 音無 秀孝
- 騎手
- 国分 恭介
デビュー4戦目でチューリップ賞(G2)を優勝。葵S(G3)では抜群のスタートから、レースレコードでの逃げ切り勝ちを果たしたモズメイメイであるが、その後は二桁着順が続いていく。
「高松宮記念(G1)に出走(15着)の後、2か月半ほどこちらで調整していました。なかなか冬毛が抜けず、好調の波が来なかったのですが、5月に入ってから急激に良化が見られるようになりました」と話すのは社台ファームグリーンウッドの伊勢哲男調教主任。体調の良化を示すかのように冬毛も抜け始めると、一気に皮膚感も良くなっていき、その見栄えの良さに応じるように調教での動きも良くなっていく。
「心身共に上手く噛み合ったタイミングで、厩舎へ送り出すことができました。次はいいレースができるのではといった、手応えも感じていただけに、北九州記念(G3)での好走は嬉しかったです」(伊勢調教主任)
北九州記念(G3)に出走したモズメイメイであるが、単勝は16番人気にとどまった。だが、馬群の中段で折り合いをつけていくと、最後の直線では鋭く末脚を伸ばして馬群を割っていく。結果は3着ながらも復調気配を感じさせるレースとなった。
北九州記念(G3)での好走が評価されて、3番人気まで評価を高めて見せたアイビスサマーダッシュ(G3)では、先行馬をマークするポジションでレースを進めていく。残り1ハロンでウイングレイテストが上がっていくと、その仕掛けを目標としたかのように、一気に交わしていく。最後はクビ差前に出ての勝利。復調からの復活を1年2か月ぶりの重賞制覇で果たしてみせた。
「北九州記念(G3)は復調の兆しが見えた内容だっただけに、アイビスサマーダッシュ(G3)は期待を持って見ていました。レース内容も強かっただけでなく、前走からの脚質転換も板についてきた感もあるだけに、これからのレースが更に楽しみになってきます」
セントウルS(G2)はサマースプリントシリーズ制覇もかかる大事な一戦。現時点で第1位のサトノレーヴ(20ポイント)とは、6ポイント差の14ポイントとなっている。ここで勝利を上げたのならば、逆転優勝となるだけでなく、芝スプリント界のヒロインにも名乗りをあげることにもなりそうだ。