重賞ウィナーレポート

2024年05月11日 京王杯スプリングC G2

2024年05月11日 東京競馬場 晴 良 芝 1400m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ウインマーベル

プロフィール

生年月日
2019年05月08日 05歳
性別/毛色
牡/栗毛
戦績
国内:23戦7勝
総収得賞金
382,469,000円
アイルハヴアナザー(USA)
母 (母父)
コスモマーベラス  by  フジキセキ
馬主
(株) ウイン
生産者
コスモヴューファーム (新冠)
調教師
深山 雅史
騎手
松山 弘平

 第69回京王杯スプリングC(G2)は5月11日に東京競馬場芝1,400mコースで行われ、最後の直線で早めに抜け出した1番人気ウインマーベルが追い込む2番人気レッドモンレーヴをハナ差抑え、1分19秒7で優勝。昨年の雪辱を果たすとともに、4つ目の重賞タイトル獲得で通算成績を23戦7勝2着4回3着3回とした。

 騎乗した松山弘平騎手、深山雅史調教師、生産牧場のコスモヴューファームいずれも2024年阪急杯(G3)(ウインマーベル)に続く重賞勝利で、重賞競走の通算勝利数はそれぞれ43勝、4勝、19勝目となった。

 この日、舞台となった東京競馬場でレースを観戦していたというウインレーシングの岡田義広代表は「スタンドから見ていた限りでは正直言って勝ったのか、負けたのかは分かりませんでしたが、同じレースに生産馬を出走させていた方から〝おめでとう〟と声をかけられて勝利を実感しました」と苦笑い。それでも「前走の高松宮記念(G1)も期待はしたのですが、苦手の馬場状態となり、まったく力を出せませんでした。このレースは昨年は2着と悔しい思いをしたこともあり、勝てて嬉しいです」と白い歯を見せた。この勝利で、昨年暮れの阪神C(G2)、今春の阪急杯(G3)に続き、芝1,400mの重賞競走を3連勝となった。

 「前走後は、目標としたこのレースまで間隔があったこともあり、牧場に戻してリフレッシュさせました。放牧を挟んだことで仕上げが難しかったかもしれませんが、厩舎でしっかりと負荷をかけていただいたおかげで、よい状態で出走できたと思います」と深山調教師以下スタッフに感謝し「良馬場発表とはいえ、前日から前残りの傾向が強かったのですが、今回に限っては外枠を引いたことで先行馬を視野にいれながら、自分のポジションで競馬が出来たと思います」と冷静にレースを振りかえった。「松山騎手が枠順を生かしてくれたと思います。早めに抜け出してしまったので最後はヒヤっとしましたが、2着馬と馬体があったときにグイっと伸びてくれたように、馬にはまだ余力があったそうです」と好騎乗を称えた。

 レース後は、北海道の牧場へ戻してリフレッシュしている。安田記念(G1)やキーンランドC(G3)など様々な選択肢の中から、陣営が選んだのは「ぶっつけで挑む秋のスプリンターズS(G1)」だった。

 「暑さに強い馬ではないので、夏に無理をすることなく秋に備えることにしました。現在は心身ともにリラックスして良い状態と報告を受けていますので、涼しい北海道でしっかりと準備して送り返したい」。スプリンターズS(G1)は3歳秋にクビ差2着だった悔しいレース。それだけにリベンジに意気込みを見せている。