重賞ウィナーレポート

2022年11月19日 東スポ杯2歳S G2

2022年11月19日 東京競馬場 晴 良 芝 1800m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ガストリック

プロフィール

生年月日
2020年02月12日 02歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:2戦2勝
総収得賞金
45,385,000円
ジャスタウェイ
母 (母父)
エーシンエポナ(USA)  by  Curlin(USA)
馬主
前田 幸治
生産者
栄進牧場 (浦河)
調教師
上原 博之
騎手
三浦 皇成

 過去5年間の勝ち馬の中で、4頭がのちにG1勝ち馬となっている東京スポーツ杯2歳S(G2)が11月19日に東京競馬場で行われ、北海道市場セレクションセール取引馬で、三浦皇成騎手騎乗の5番人気ガストリックが最後の直線でインコースからしぶとく足を伸ばして2着以下の追撃を封じ込めた。10月の新馬戦に続く2連勝で、クラシックへ向けて大きな一歩を踏み出した。

 ガストリックの生まれ故郷は、昭和53年(1978年)創業という浦河町の栄進牧場。「エイシン」の冠を使用し、1990年のオークス馬エイシンサニーや、2008年の宝塚記念(G1)などを勝ったエイシンデピュティなどを送ってきた牧場だ。生産馬の重賞勝利は今年3月の阪神スプリングジャンプ(JG2)(勝馬エイシンクリック)以来で、中央平地重賞は2011年セントウルS(G2)(同エーシンヴァーゴウ)以来の勝利となった。

 同牧場の名古屋生産部長は「母のエーシンエポナは米国で2年連続年度代表馬となったカーリンの仔。米国キーンランドのイヤリングセールで購入した馬です。その母がアメリカ、カナダで重賞をたくさん勝っている血統で、エーシンエポナはJRAの3勝馬。その3番仔です」とプロフィールを紹介してくれた。ガストリックを生んだエーシンエポナは2021年にアルアインの牡馬を生んだあと、今年はマインドユアビスケッツの牝馬を生み、ルヴァンスレーヴを配合したそうだ。「年が明けても13歳。馬はとても元気で、受胎の良い馬。頼もしい存在です」と目を細めている。

 ガストリックの牧場時代は「丈夫な馬だという印象でした。骨量のある大きな馬で、胴伸びもあって、放牧地にいても見栄えがする馬。いわゆる馬っぷりの良い馬でした」と当時の印象を述べてくれた。

 北海道市場セレクションセールに選ばれ、そして1,760万円(税込)でノースヒルズグループの前田幸治氏によって落札された。「せり当日は、たくさんの方に見ていただきました。その中には上原調教師もいらっしゃいました。2戦2勝というのは、なかなか出来ないこと。この馬に携わってくれた方々みんなの努力のおかげで次につながる結果となったと思います。これからは、強いライバルもたくさん出てくると思いますが、丈夫に長く、この馬らしい競馬をしてほしい」と夢を広げている。